知事コメント（ANAの冬季ダイヤ発表について）〔令和元年8月21日（水曜日）〕

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　県民の皆様、県内経済界の皆様のご理解とご協力によって、今回の冬ダイヤにおいても富山きときと空港の基幹路線である「富山―東京（羽田）線」が現行の1日4便体制を維持されることとなったことは、喜ばしく思います。

　昨年9月に「富山―羽田便利用促進キックオフ大会」を開催し、県民や県内経済界などにも積極的な利用を呼びかけた結果、冬季の利用率が就航率の改善や機材の小型化などの要因もあるものの、前年同時期と比べて約10ポイント（9.7％）改善するなど、冬季利用の促進が進みました。
　また一方、県では、首都圏等からの団体観光を促進するため、映画「散り椿」とタイアップをした旅行商品企画に対する助成を行ったほか、羽田乗継利用を伴う県内からの団体旅行企画に対する助成を行うなど、冬季の観光利用促進策として、約1,700名の送客支援を行いました。

　このように、県民の皆さんとともに、官民が一体となって富山空港の利用の促進に取り組んでいることを踏まえ、今回も1日4便体制が維持され、年末年始の高需要期において一回り大きな機材（エアバス321型機：194席）が投入されることに繋がったのではないかと考えています。

　結果として、前年実績並みの提供座席数が確保され、マーケットニーズに柔軟に対応いただけることとなったことは、ANAが地域需要に配慮されたものと評価するものです。

　東京（羽田）線は、富山県と東京圏との間はもとより、羽田乗継により全国や世界の主要都市とを結ぶ基幹路線であり、1日4往復を維持・充実していくことが重要です。
　富山県の地方創生を実現し、新たな飛躍を目指すためにも、県民の皆様のご支援ご協力をいただきながら、今後とも、東京（羽田）線の維持・充実や富山きときと空港の利便性向上に取り組んでまいります。引き続き、県民の皆様、県内経済界などの皆様には、本路線や空港の積極的なご利用をお願いします。

（担当：総合交通政策室　TEL：076-444-4039）

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知事コメント（ANAの冬季ダイヤ発表について）（PDF：100KB）