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更新日:2021年3月17日
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本日、一般財団法人日本穀物検定協会が実施する「米の食味ランキング」において、本県の「コシヒカリ」「てんたかく」「てんこもり」の3品種は「A」の評価となりました。
令和元年産の1等比率(12月末現在)は、85.3%と、目標とする90%を下回ったものの、生産農家や関係機関が連携して猛暑に対応した品質確保対策に取り組んだ結果、6年連続して北陸4県で最高となっています。
一方、食味評価においては、「コシヒカリ」や「てんこもり」については「特A」にかなり近い「A」評価だと連絡をいただいておりますが、7月下旬から8月中旬にかけての登熟期間の記録的な高温や8月下旬から9月上旬の日照不足により、でんぷんの詰まり具合がやや不十分になったことなどが、食味に影響を及ぼしたことが考えられます。
令和2年産米に向けては、「特A」ランクを獲得できるよう、気象変動が大きい中でも稔りの良い稲とするため、【1】早めの中干しの実施により過剰な生育を抑制すること、【2】穂が出る前の追肥量の調節や収穫までの十分な水管理により稲の活力を維持することなど、気象や生育に応じた技術対策をさらに徹底し、生産者をはじめ、農業団体、研究機関、普及組織などが一丸となって、美味しい富山米の生産に取り組んでまいります。
なお、「富富富」については、県下全域での高品質・良食味栽培について技術をブラッシュアップ中であることから、今回は出品を見合わせております。
今後とも、富山米のブランド力の向上を図るため、首都圏や中京圏、関西圏などへ積極的にPRするなど富山米の販売強化に努めるとともに、「富富富」についても、高い評価が得られるよう、しっかり取り組んでまいります。
(担当:農産食品課 TEL:076-444-3283)
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