知事コメント（北陸新幹線臨時列車の指定席発売見合わせの発表について）［令和2年3月27日（金曜日）］

1　本文

　本日、JR東日本・西日本より、新型コロナウィルス感染症の発生に伴う利用状況を踏まえ、ゴールデンウィーク（GW）期間中の5月1日から5月6日に運転される「かがやき」及び「はくたか」の定期・臨時列車（定期300本と臨時81本の合計381本）のうち、81本の「臨時列車」について、指定席の発売を見合わせると発表があった。

　新型コロナウィルスについては、今のところ県内の発生は認められていないものの、国内外での感染拡大が続き、地域経済への影響も深刻となってきている中、今回、春期間（3月1日～6月30日）全体の「かがやき」及び「はくたか」の定期・臨時列車の本数（定期6,100本と臨時604本の合計6,704本）から見れば約1％相当とはいえ、繁忙期であるGW期間中の「臨時列車」の指定席の発売を見合わせると発表されたことは、大変残念である。

　JR東日本・西日本におかれては、今後の感染拡大の影響も見極めつつ、北陸新幹線の利用回復・利用増に向け、新幹線の安全・安定輸送や、「臨時列車」を含めた早期の完全復旧、誘客キャンペーンの実施などに真摯に取り組んでいただきたい。

　県としても、引き続き、新高岡駅に停車する臨時「かがやき」や黒部宇奈月温泉駅に停車する臨時「はくたか」の設定など繁忙期を含めた「臨時列車」の復旧や、利用者の利便性確保等のため、幅広い関係者の皆様と連携しながら、関係機関に要請してまいりたい。

（担当：総合交通政策室　TEL：076-444-3124）

2　関連ファイルのダウンロード

知事コメント（北陸新幹線臨時列車の指定席発売見合わせの発表について）（PDF：82KB）