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更新日:2023年10月30日
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(※)配布資料は「関連ファイル」からご確認ください
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本日は、私から4件、冒頭発表させていただきます。
まず、北陸デスティネーションキャンペーン全国宣伝販売促進会議についてです。
富山、石川、福井の北陸三県を舞台に北陸デスティネーションキャンペーン(北陸DC)が来年の秋に開催されます。その北陸DCに向けて本年の11月8日から10日にかけて、ほぼ1年前ですが、北陸DC全国宣伝販売促進会議が開催されます。
全体の出席人数など会議の全体概要につきましては、本日午前中に北陸DC実行委員会より公表されておりますが、本日は、この会議への本県の対応についてお知らせをいたします。
北陸DC全国販売促進会議は、DC本番に向けて旅行会社、JR各社へ観光素材を発信し、北陸への送客を図る旅行商品の造成・販売を要請するものです。
11月8日には、福井市の福井県産業会館などにおいて全体会議や商談会、翌11月9日から10日にかけては、三県内の現地視察ということでエクスカーションが実施されます。
主な参加者は、全国の旅行会社、また、JRグループ各社、メディア関係の皆さん、また、観光素材を発信する側として北陸三県の自治体、観光関係団体、事業者が参加します。
本県では、「富山で休もう」ワンチーム会議を設置し、市町村と連携協力し準備を進めてまいりました。
11月8日は福井県産業会館に参加者が一堂に会します。全体会議では、北陸DCのテーマである5つの美、美は美しいですね。「美観」、観は観光の観、美観。「美食」、食べる。「美技」いわゆる技術。それから、「美湯」、お湯。「美心」、心。この5つのテーマに沿って、北陸三県の魅力のプレゼンテーションを行います。
また、商談会では、DCに向けて県観光推進機構や市町村、観光関係団体が連携して造成や磨き上げを行ってきた素材を含めて観光素材を提案いたします。
観光PRのコーナーでは、北陸三県の各自治体が参加し、ブースにおいてPRを行います。富山県は、3つの新幹線駅エリアごとに市町村が連携し一体感を持ったPRを行うこととしています。
さらに実演・体験コーナー、レセプションでの屋台コーナーなどにおいて、本県の技や食の魅力を伝えます。
なお、全体会議とレセプションに本県からは蔵堀副知事が出席いたします。
会議で提案する観光素材を幾つか紹介します。
まず、富山県からは黒部宇奈月キャニオンルートです。観光ルートのコンセプトとしては、「人跡未踏の黒部峡谷に挑んだ電源開発の軌跡~秘境の地底に広がる巨大な電源施設群を往く~」とし、新たな観光素材として提案をいたします。
旅行会社の皆様に1泊2日の基本コースの詳細を提示し、ツアー商品の造成を働きかけます。基本コースにさらに県内観光地や追加の宿泊を組み込むことで県内を周遊できることを提案し、黒部宇奈月キャニオンルート一般開放旅行商品化の波及効果を県内全域にもたらすことができるよう、広域観光の観点で旅行会社に提案をしてまいります。
なお、来年1月下旬からというふうにこれまで申し上げていた旅行商品の販売は、令和6年1月29日から開始することといたしました。はっきり日付を示させていただきます。
また、11月分は調整中としておりました令和6年の催行日程ですが、6月30日から11月29日まで設定いたします。これにより、令和6年度の受入れ最大人数は8,140人となります。
さらに旅行商品の想定金額ですが、1泊2日の基本コースのうち、宇奈月発第2便で約13万円程度となる見込みです。この金額には宿泊ホテル、宇奈月発第2便の場合は室堂のホテル立山になりますが、ここの宿泊代、また、立山黒部アルペンルート・黒部峡谷トロッコの電車運賃、さらに基本コース全体に同行する専門のガイド、工事用施設内を通行する際の安全確保として必要な安全添乗員、コース内での食事など全ての費用が含まれております。
なお、旅行商品ですから、コースごとや同じコースでも催行日、あるいはホテル1室当たりの利用人数により金額は異なってまいります。また、現時点での想定金額ということでご理解をいただければと思います。
今後、各旅行会社において、この基本コースに富山県内までの往復の交通、周辺の観光、前後の宿泊などを加えた形でツアー商品として企画され、令和6年1月29日以降に旅行会社で販売されることとなります。
キャニオンルートの説明は以上で、その他、今回のDCの会議で発信することとしている、各市町村における新たな観光素材としては、例えば、射水市の内川を巡る遊覧船を夜間航行する内川ナイトクルーズ、また、南砺市の瑞泉寺で拝観時間終了後に木彫刻をライトアップし、井波彫刻師が案内する瑞泉寺ナイトミュージアム、また、滑川から富山市の岩瀬、また、黒部市の生地を結ぶ新たなルートを設定した富山湾岸クルーズ、このほかにもDCに向けて造成や磨き上げを行ってきた素材を全国から訪れる旅行会社に提案することとしています。
11月9日から10日にかけては、8日の会議に参加した旅行会社の商品造成担当者の皆さんなどが参加するエクスカーションが実施されます。
コースは全10コース、うち富山県内を訪れるコースは5コースありまして、約100名がこのコースに参加される予定です。県と市町村が連携しておもてなしするとともに、県内の観光素材を実際に見学や体験してもらうことで魅力を直に感じていただき、旅行商品の造成につなげたいと考えます。
また、3つの新幹線駅エリアごとのコースを設定し、県内、また近県との周遊の利便性や魅力も提案します。
全国宣伝販売促進会議を通じて富山の魅力を全国に発信するとともに、来年度の北陸DC本番に向けて、県、市町村、観光関係団体、事業者などとワンチームとなって、引き続き観光素材の磨き上げなど準備を進めてまいります。
なお、本日、DC実行委員会から公表された資料と併せまして別途資料を提供しております。詳細はそちらをご覧いただくとともに、ご不明な点は担当課へお問い合わせください。
北陸DC全国宣伝販売促進会議についての説明は以上です。
2点目、とやまマリッジサポートセンター、「adoor」の愛称をつけておりますが、この入会登録料の試験的無料化についてです。
厚生労働省の人口動態統計によれば、令和4年の本県の出生数は6,022人、婚姻件数は3,496組となり、いずれも過去最少となりました。出生数は婚姻と関係が深いことから、今後の出生数を押し上げるためには、婚姻件数を増やすことが重要です。
本県では、平成26年10月にadoorを開設し、AIを活用したマッチングシステムによる出会いの場の提供など、これまでも結婚を希望される方々をサポートしてまいりました。
今回、若者のadoor利用をさらに促進するために試験的に入会登録料を無料化するということにしましたので、説明をいたします。
県が令和元年6月に実施した「結婚等に関する県民意識調査」によれば、20代、30代の未婚者のうち83.3%がいずれは結婚したいとされておられまして、本県の若者の大多数は結婚を望んでいるということが分かります。
一方で、結婚していない理由として、「適当な相手にめぐり会わない」が最も多くなっています。初婚年齢のボリュームゾーンである20代後半の婚姻数を増加させるためには、若年層の出会いのサポートを強化することが重要であると考えておりまして、若者のadoor利用をさらに促進するため、今回試験的に入会登録料を無料化いたします。
無料化については、18歳から29歳の方、これは平成5年4月2日以降生まれの方ということになります。この方々を対象に、通常1万円の入会登録料を無料といたします。対象期間は11月1日から12月28日までの約2か月間で、この入会登録料を無料といたします。
なお、この期間中に市町村と連携して開催するadoorの出張登録会、これが4回予定されておりますが、この出張登録会においても同様の対応となります。ぜひこの機会に入会していただければと思います。
本県では、今回の試験的な取組みの結果を踏まえて、登録料と入会数の関係を分析し、今後の登録料の取扱いをしっかり検討したいと考えています。今後とも結婚を希望される方々の希望がかなうようにしっかりと取り組んでまいります。
adoorの入会登録料の試験的無料化についての説明は以上となります。
3点目、韓国の江原特別自治道、この特別自治道の知事が来県されることについてご説明いたします。
韓国の江原特別自治道より金知事をトップとした訪問団が来県されます。
富山県は、平成5年、1993年2月に韓国の江原道、当時は江原道でした、と文化芸術・スポーツ分野における交流協力議定書を取り交わし、本年で30周年を迎えます。それを記念し、来県が実現したもので、道知事が来県されるのは、この30年で初めてとなります。
なお、江原道は、本年の6月11日に「道」から「特別自治道」に、これは昇格したということで江原特別自治道となりました。韓国では、特別自治体というのは3例目ということであります。
訪問団の概要をご説明します。
まず、金鎭台江原特別自治道知事についてご紹介いたします。
金知事は、韓国の検事や国会議員を経て、2022年7月に知事に就任されました。江原道の春川市のご出身で、現在※58歳でいらっしゃいます。なかなかかっこいいですよね。
今回は、山梨県で開催される日韓知事会議開催のため来日をされます。富山県にもご訪問いただけることになりました。知事のほかに経済局長、経済局通商企画チーム長、東京本部長など合計6名の方々が来県されます。
訪問団の来県日程をご説明します。
11月2日の夜に東京から富山に入られ、3日に記念行事などに参加されて、4日の朝に富山を離れ、帰国されます。3日の記念行事としては、13時から韓国文化の日in富山と題した韓国文化紹介イベントに出席されます。また、15時から県庁を表敬訪問いただきます。そして、18時半からは記念交流会に参加されます。
それぞれ説明します。
まず、韓国文化の日in富山ですが、これは韓国文化を紹介するイベントで、富山県と江原特別自治道との交流30周年を記念し、県と駐日韓国文化院が共催で開催いたします。
日程は、11月3日13時から17時まで、会場はインテックビル(タワー111)3階のスカイホールです。
韓国の伝統芸能、テコンドーのパフォーマンス、県内の学生によるK-POPダンスなどの舞台公演、また、韓国の伝統工芸、コチュジャン作りなどの体験プログラム、富山県と江原特別自治道との交流を紹介するパネル展示、写真コンテストなど楽しいプログラムを用意しております。また、江原特別自治道の特産品の試食もできることになっています。
参加は全て無料ですが、事前申込みをお願いしております。ホームページから事前申込みを受け付けております。
なお、当日時点で空きがあれば、当日参加も可能です。ぜひ多くの方のご参加をお待ちしております。
11月3日の15時からは、県庁で金知事とお会いする場を設けます。その折には、富山県と江原特別自治道との交流30周年と江原道が特別自治道に昇格した節目を記念し、さらなる交流の促進を期待して、友好交流と協力に関する協定書に署名する予定です。
そして、18時半からは、オークスカナルパークホテル富山で富山県・江原特別自治道交流30周年記念交流会を予定しております。
今回お忙しい日程の中、金鎭台知事はじめ江原特別自治道訪問団の皆様が本県を訪問してくださることをうれしく思っています。この機会にぜひ本県の魅力の数々にも触れていただくとともに、さらなる関係強化につなげていきたいと考えております。
江原特別自治道知事の来県についての説明は以上です。
最後になりますが、4点目、部活動応援企業についてご説明いたします。
今年の2月から部活動応援企業に登録いただける企業などの募集を開始しています。この事業は、中学生や高校生のスポーツ・文化芸術活動の機会を確保し、生徒によりよいスポーツ・文化環境を提供することを目的としているものです。
協力いただきたい支援の内容についてご紹介いたします。
支援としては部活動など、部活動や地域クラブ活動も含みます。部活動などへの指導者の派遣、活動場所や用具の提供、部活動や地域クラブ活動への財政的支援、社員が指導者として参加するための社内制度の整備など様々な切り口があります。
現在登録いただいている企業・団体を紹介いたします。現在登録いただいている企業・団体は11社・団体でありまして、その中の4社、プレステージ・インターナショナルさん、大成和さん、三晶MECさん、ゴールドウイン西田東作スポーツ振興記念財団さんには、既に指導者の派遣や財政的な支援、制度の整備などにご協力いただいています。
実際に取り組んでいる事例をご紹介します。
三晶MEC株式会社さんには、中学生へのバドミントンの指導のほか、財政的支援を行っていただいており、また、プレステージ・インターナショナルさんには、中学生、高校生にハンドボールの指導を行っていただいています。
中学生や高校生によりよいスポーツ・文化環境を提供するために、ぜひ部活動応援企業へのご登録をお願いいたします。
冒頭、私からの説明は以上となります。よろしくお願いいたします。
【記者】
発表項目から幾つか確認させていただきたいのですけれども、北陸DCの関係で、今日、一応初めてこの黒部宇奈月キャニオンルートの少し詳細が出た上で価格の想定金額も出されました。この13万円という価格設定の評価というか、ある種プレミア感をつけた価格設定か、何かそういうところをお聞かせください。
【知事】
既に発表されていますが、4コース設定しました。先ほどはその一例で、基本コースの1つ宇奈月発の第2便について申し上げました。宇奈月温泉を午前中に出発し黒部峡谷トロッコ電車に乗り、キャニオンルートを抜け、立山黒部アルペンルートの最高地点である室堂のホテル立山に夕方に着き、宿泊をいただきます。そして、翌日、アルペンルートを立山駅まで下りてくるというのがこのコースになります。
この間のホテル立山の宿泊費、アルペンルート・トロッコ電車の運賃、コース全体に同行する専門ガイドの料金、また、工事用施設内を同行する安全添乗員の経費、そして昼食を含めてコース内の食事などの費用が全て含まれておりまして、私は、まずは適正に計算された価格であるというふうに理解をしています。
また、これまで準備のために開催してきました黒部ルート一般開放旅行商品化準備会議という会議体がありますが、ここにおいても、地域を代表する高品質な商品として満足度が高いものとして商品化してほしい。また、安売りはしないで中身を充実させることが大切、こういった意見も出ています。
旅行商品として大切なことは、やっぱり金額に見合った、あるいは金額以上の感動、価値を提供することでありまして、質の高いおもてなしができるようにガイドの研修にも今取り組んでいるところです。お客様にとって魅力的で満足度の高い商品になるように、引き続き準備を進めていきたいと考えます。
【記者】
今回の全国宣伝販売促進会議で幾つか新しい観光素材、内川ナイトクルーズとか3つ例示されましたが、例えばこの3つの射水、南砺、滑川の3つの観光素材エリアというのは、これは市町村から提案があったものということになるのですか。
【知事】
市町村とも連携をして、つくり上げてきたということですね。
【記者】
今回この全国宣伝販売促進会議で、戦略的に富山のこういったところを見てほしいという何か統一した意図を持った今回のコース設定になるのでしょうか。
【知事】
そうですね。もちろん売りは満載なのですが、特にこれらを全国でこれから旅行商品をつくり、そして、それをお客様に売っていかれる方々、現場の方々にぜひ打ち込んでおきたいというふうに考えました。
【記者】
最後の部活動応援企業のことですけれども、今現在の部活動応援企業として11社、11団体登録されているということですが、この制度を始めてこの数というか、現状のその参加状況みたいなものというのは、なかなかうまくいっているか、ちょっと伸び悩んでいるのか、どちらになるのでしょうか。
【知事】
やっぱりこれは多いに越したことはないので、学校はたくさんあるわけですから、11社ではちょっと数が少ないかなというふうに考えて、今回こういった改めて報道の皆様のお力添えをいただきたいということで、発表したことであります。
【記者】
伸び悩んでいる理由というのは、どんなところにあるのでしょうか。
【知事】
並行してコロナ禍がありました。5月からフェーズが変わったとはいえ、コロナ禍で県内の企業さんも影響を受けられたところも多いと思います。それが今それから立ち直って、社会経済活動も本当に活性化してきて、それが逆に人手不足になっているのですが、そんな中でもう一度ここでお願いすることで、県内の企業にこの思いが届いて、そして少し商売も回り始めたから、こういった社会貢献活動にももう一度目を向けてみようかと、そんな思いになっていただきたいと願っています。
【記者】
先週金曜日に初会合があった富山経済同友会などによるこの県庁周辺のエリアの活性化に向けた懇話会について、幾つかお聞きします。
この懇話会は、来年度中に将来ビジョンの提言をまとめるというふうなことになるのですが、この提言というのは民間からの自由な提言という位置付けなのか。あるいは、県も策定に関わった提言になるという位置付けになるのか、どちらになるのでしょうか。
【知事】
あくまで富山経済同友会さんの提言ということであります。
そこにおいて、実は私ども富山県でも今庁内にプロジェクトチームをつくっています。これはこの県庁そのもの、それから向かい側の県庁前公園、あるいは今度土地交換で県有地になる予定のNHKさんの跡地、ほぼ解体が終わりましたけれども、そんなもの。あるいは県民会館もそうですけれども、この辺りはやはり本県の所有地が集積していますので、これらを今後どのように計画的に戦略的に利活用していくのかということをプロジェクトチームで話し合っています。もちろんそんなことと、今回の懇話会もキャッチボールをしながらやっていくことになると思います。
この前も、経済同友会代表幹事の牧田さんのお話でしたが、あくまで懇話会なのだと。明確に県やあるいは市、行政に対して、要望したり要求したりするようなことではなくて、本当に自由闊達に10年後、20年後を目指していろんなアイデアを考えていこうということとお聞きをしました。
その中に私どもの、私も特別委員として参画しておりますので、一方で庁内のプロジェクトチームの進行状況なども聞く立場にありますから、それを受けての発言もすることになろうかというふうに思います。
【記者】
これは特別委員として知事が参加されるということで、でも一方で民間からの自由な意見ということですけれども、この提言は知事が参加されることで、周囲が受け取る意味合いがすごく重くなってくるのかなというふうに思うのですけれども、提言がまとめられたら、これは県としてそれを検討、検討というか中身をこう取り入れてというか、また、重視するということになるのでしょうか。
【知事】
牧田さんのお話ですと、本当に夢のある提言をしたいというふうに言っておられますので、それもこちらとして受け止めることは受け止めて、実際に我々は実務として、この所有地を利活用しようという立場ですから、盛り込めるものは盛り込めたらよいのかなというふうに思っています。
【記者】
この会議の中で、いわゆる県庁の建物の話も一部委員からあって、いわゆるこの県庁の機能移転をした上で、例えば建物を産業観光の拠点であるとか、クラシックホテルというような提案もあったというふうにお聞きしていますが、その辺の県庁の機能移転というところについて、改めて知事の見解をお聞かせください。
【知事】
それを論じるのはまだ早いと思いますね。
今回第1回目、繰り返しになりますが、牧田さんが懇話会にしたという理由をかなり熱心に説明されました。いわゆる協議会でも有識者会議でもなく、懇話会という位置付けにしたということ。それは、本当に自由闊達に様々なアイデアをどんどんノータブーで出し合おうじゃないかというそんなことと。それはもちろん最終的には取りまとめられるのだと思いますが、そんな趣旨なので、そこで出た意見一つ一つを取られて、それはどうするのだ、ああだこうだというのは、ちょっとまだ早いのではないかというふうに思います。
確かにいろんな委員から(意見が)出ました。この建物すばらしいので、博物館やホテルにすることもあるのではないかと。県庁はどこか別の場所に行くことになりますが、そんなご意見も出たのは事実です。私は、それもとても楽しいアイデアですねとは応じました。でもこれで知事が言ったから、これで方向性が決まったということにはならないということで、これはぜひご理解いただきたい。懇話会というものなので、ご理解いただきたいと思います。
【記者】
北陸DCの全国宣伝販売促進会議の件ですが、基本コースの想定金額ということで、宇奈月発第2便で13万円程度ということですが、先ほど知事ご紹介あったとおり、4つコースあるということですが、ほかの3コースに関してもそのぐらいの金額を見込んでいるということでしょうか。
【知事】
それぞれ泊まる場所も違いますので、これは何とも言えませんね。ですから、1つの例として宇奈月発2便の値段はこうですと。じゃ、あと3つがその倍になったり、半額になったりということは多分ないと思いますが、そこら辺は一例を示させていただいたということで、ご理解いただきたいと思います。
【記者】
他の3コースがすごく高くなるとか、そういうわけでもないということですかね。
【知事】
それはないでしょうね。基本的にはコースとしては(含まれるものは)ほぼ同じで、泊まる場所が違うということのバリエーションですね。
【記者】
知事の後援会についてお聞きしたいのですが、先週の金曜日に自民党の砺波市連の総務会がありまして、そちらのほうで知事の後援会の砺波支部の設立総会を開くということが決まったのですけれども、これで県内15市町村の後援会全て設立することになったと思うのですが、まずはそのことについての受け止めをお聞かせいただけますでしょうか。
【知事】
後援会というのは、政治家新田を物心両面で応援をしていただけるという大変にありがたい会ですので、その輪がさらに広がったことは、私としては、これは大変にありがたいことと捉えております。
【記者】
氷見の後援会が去年にできてから、1年間ちょっと間が空いたと思います。ようやく砺波のほうで後援会ができたということについての受け止めも併せてお聞かせいただけますか。
【知事】
これは私から各市町村の方々につくってくださいというものではなくて、本当にそれぞれの地域の皆さんの機運がだんだん盛り上がってきて、じゃ、つくろうかというようなそんな流れになる。その辺も本当お任せしています。最初は南砺市にできました。そして、今度砺波市につくっていただけるということで、別にこれ早いからいい、早い遅いを別に競っているわけでもないのですが、でも結果としてこれで15の市町村全てに私を応援してくださる組織ができるというのは、大変にありがたいことだと思っています。
【記者】
今ほど知事のほうからお任せしているというご発言あったかと思うのですが、取材では、後援会の砺波支部の設立について知事や後援会のほうから強い要請があったという、そんなお話も聞いておるのですけれども。
【知事】
各市町村にやっぱり私の仲のいい人もおられます。それから3年前の選挙でしっかりと応援してくださった方々もおられます。もしかしたらそういった方々から、後援会会員予備群のような方々から、そういった声が上がったのかもしれません。
【記者】
残り任期があと1年というタイミングで全ての市町村に後援会が設立することになりますが、改めて再選出馬への思いなどが、もし今の段階であればお聞かせいただけますでしょうか。
【知事】
これは先回のこの場でも申し上げましたけれども、当初お約束をした8つの重点政策、88の具体策、そこから言わば子どものようにしてできてきた成長戦略など、本当にいろいろと進めるべき政策がたくさんあります。当初お約束した88(の具体策)もまだ100%には至っていません。そんなことを一生懸命あと1年かけて、できるだけ100%に近くなるように取り組んでいくことが今私にとってできることだというふうに考えています。
【記者】
既にコメントいただいている事案ですけれども、大澤光民さんの訃報に関して、改めて受け止めを伺えますか。
【知事】
人間国宝という方ですから、日本全体にとっても、日本の文化あるいは工芸の分野全体にとっても大切な方であります。そして、富山県出身であられるということですから、これまでもその専門の分野の発展に大変なご貢献をされた方でありますし、また併せて、富山県にとっても大切な方で富山県の様々な発展進化にもご協力をいただいた方であります。
その方がご逝去されたということは本当に残念なことで、お悔やみを申し上げますとともに、ご冥福をお祈りしたいと思います。
【資料1】北陸DC全国宣伝販売促進会議について(PDF:376KB)
【資料2】アドアの入会登録料の試験的無料化について(PDF:392KB)
【資料3-1】韓国・江原特別自治道知事の来県について(PDF:373KB)
【資料3-2】韓国・江原特別自治道知事の来県について(イベントチラシ)(PDF:1,246KB)
【資料4】富山県部活動応援企業について(PDF:421KB)
(※)関連ファイル(PDFファイル)をご覧になるには、Adobe社の「Adobe Reader」が必要です。Adobe Readerがパソコンにインストールされていない方は、下記のAdobe社のダウンロードページよりダウンロード(無償)してご覧ください。
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