更新日:2023年11月8日

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定例記者会見[令和5年11月8日(水曜日)]

  • 日時:令和5年11月8日(水曜日)13時30分~14時30分
  • 場所:4階大会議室

1.知事からの説明事項

(※)配布資料は「関連ファイル」からご確認ください

内容 動画
  1. 就任3周年を迎えて
  2. ポータルサイト「doors TOYAMA」の開設について

令和5年11月8日(水曜日)定例記者会見【発表項目】(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)

2.質疑応答

内容 動画
  1. 八十八の具体策の進捗状況等について(副知事複数人体制、職員の変化、イノベーション特区、女性活躍等)
  2. ワンチーム会議への上市町長欠席について
  3. クマ被害防止対策に係る国への要望について
  4. 再選出馬の可能性について

令和5年11月8日(水曜日)定例記者会見【質疑応答】(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)

3.記者会見録

1.知事からの説明事項

会見写真1

1.就任3周年を迎えて

 本日もよろしくお願いします。今日は2点、私から発表させていただきます。

 1点目は、就任3周年を迎えてということでお話をさせていただきます。

 2020年の11月9日に富山県知事に就任してから丸3年の節目になりました。まずはこの3年間、県民や事業者の皆様、また県議会、市町村、その他県外などから富山県を応援してくださっている方々と連携し、また国会議員の皆様に大変なお力添えもいただきました。こうやって県政を進めてこられたことに心から感謝を申し上げたいと思います。また、この間、基本的には週1回の定例のこの会見をさせていただきました。報道機関の皆様にはお付き合いいただき、ご協力いただき、改めてお礼を申し上げたいと存じます。

 スライドの1ページ目ですが、今、富山県では、「幸せ人口1000万~ウェルビーイング先進地域、富山~」、これをビジョンとして掲げる「富山県成長戦略」を推進しております。

 あわせて、独自のウェルビーイング指標というものを策定しまして、政策形成プロセスに組み込む世界的にも先進的な取組みに挑戦をしています。この取組みは、先月、国の地方公共団体における統計データ利活用表彰におきまして、最高賞となる総務大臣賞を受賞することができました。

 また、2月にはウェルビーイング富山セッションを開催し、国内外の研究者と意見交換をしたほか、先月の民間研究所のイベントでも東京財団という財団ですが、都道府県の先進事例に本県が選ばれ、私自ら発表するなど、富山からウェルビーイングを国内外へ積極的に発信をしました。県民の皆様への広報にも努めまして、県民のウェルビーイングの認知度も着実に上がっていると認識しております。

 ウェルビーイングは政府の骨太方針でも取り上げられ、今臨時国会でも所信表明演説で岸田内閣総理大臣がウェルビーイングについて言及をされました。これからウェルビーイングの波は日本国中に広がっていくことが期待され、その中心拠点の一つとして本県の存在感が高まっていると感じています。

 個別分野では、女性活躍、若い女性のウェルビーイング向上、子育て支援、デジタル化、地域交通、スタートアップ、企業立地などで成果が出ていると感じております。さらに、県民生活に影響の大きい物価高騰や豪雨災害への迅速な対応に加え、新型コロナの円滑な5類移行に努めてまいりました。今後も県民目線、スピード重視、そして現場主義、これらを徹底し、県民が主役の富山県を目指し、積極果敢に挑戦を続けていきたいというふうに考えております。

 最初に、この1年間の主な出来事です。

 今年5月には、石川県と共催でG7富山・金沢教育大臣会合が開催され、教育を通じて子どもたちのウェルビーイング向上を目指すとした富山・金沢宣言が採択されました。

 一方で、6月、7月には梅雨前線等による大雨被害がありました。尊い人命が失われるとともに、家屋への浸水被害に加え、河川や道路などの公共土木施設や農地などにも甚大な被害が発生しました。このため、早期の災害復旧に努めるとともに、8月に岸田総理が来県された際には国の支援をお願いし、岸田総理からはしっかり対応する旨の回答をいただきました。

 次に、この1年間の主な取組みや実現した事業を八策、私の八つの重点政策、これに基づいて報告をさせていただきます。

 最初のスライドです。

 物価高克服に向け、5月補正などで迅速に対応したほか、適正な価格転嫁のためのパートナーシップ構築宣言の普及啓発などを進めました。

 企業立地の推進では、IT系企業を対象とした助成拡充を行ったほか、現在、バイオ医薬品や半導体関連企業など、大型投資が続いています。

 また、T-Startup企業を選定し、ハンズオンで支援しています。5件のサービス、プロダクトの開発につながりました。また、3件の資金調達が実現し、1社は株式の上場準備中と聞いております。

 参考までに、新設法人数の数、令和2年は595、それから令和3年に704に大きく増えました。そして令和4年は620と堅調に推移しています。

 次のスライド、就職期の女性に選ばれるためのトップセミナーの開催や男性の育休取得促進など、女性活躍や若い女性のウェルビーイングの向上に努めています。

 また、8月には岸田総理と県内で活躍する女性たちとの対話が行われ、私も立ち会わせていただきましたが、国の年収の壁への支援導入につながりました。

 さらに、第3子以降の保育料完全無償化について市町村と合意をしました。議会のご理解が得られれば、来年度から実施する予定であります。

 次のスライドです。

 ここ数年の懸案であった新型コロナについてですが、相談体制や高齢者施設などへの検査キットの配布などを今も継続しておりますが、そういうことを続けながら、5類への円滑な移行に努めました。

 また、4月にとやま介護テクノロジー普及推進センターを開所しました。全国的にも先進の取組みと言われています。

 さらに、富山大学薬学部「地域枠」への奨学金貸与制度を創設し、薬剤師の確保に努めます。

 次のスライド、先進のデジタル技術を活用して地域課題を解決するDigi-PoC TOYAMAを推進し、2年間で16件の実証実験プロジェクトを実施しています。デジタル化については、都道府県デジタル度ランキングでよい評価をいただいており、引き続き推進に努めたいと考えます。

 また、令和6年度の予算編成に向けて、24事業を対象に官民共同事業レビューを実施しました。さらに効果的な官民連携や規制緩和による取組みをより積極的に推進するため、官民連携・規制緩和推進本部を設置しております。

 次のスライド、燃料・物価高騰に対してですが、農林漁業者さんや交通事業者への支援をスピード感を持って行いました。また、農林水産物や食品の輸出を促進し、令和4年度の輸出額が令和元年度の約6倍に伸びています。

 さらに、県民の命を守るインフラ投資を前倒しして行うとともに、豪雨など災害からの早期復旧に向けて迅速に対応しました。実際に災害救助法の適用や激甚災害指定、交付税の繰上げ交付などが行われました。引き続き早期のインフラ復旧や被災者支援に努めます。

 富山県地域交通戦略の策定、JR城端線・氷見線の再構築に向けた取組みも進めており、全国的にも先行的な事例となることが期待されています。

 次のスライドですが、3月に国を上回る目標値を設定したカーボンニュートラル戦略を策定しました。

 また、富山県パートナーシップ宣誓制度を導入し、10月1日現在、42組が宣誓をされています。

 さらに、中高校生のための部活動応援企業の登録制度を新しくつくりました。

 次のスライドですが、今年度、国の方針より2年先行して、小学校全学年での少人数学級を実現しました。

 また、グローバルマインド、起業家マインドを養成するため、大学生などを対象にオレゴン州ポートランド起業・ビジネス研修を実施し、20名を派遣しました。また、高校生も20名、高等学校生徒海外派遣事業で派遣をしております。これもオレゴン州でした。

 さらに、来年4月の県立大学情報工学部の開設に向け準備を進めています。

 次のスライド、ブランディング推進本部を設置し、すしをフックに1点突破を図るため、「『寿司』と言えば、富山」、これを推進しています。

 また、北陸新幹線敦賀開業とその先を見据えて、北陸3県連携による関西圏での情報発信拠点を整備しています。

 さらに、立山博物館を中核とした文化観光拠点計画の認定を受けました。立山エリアにおける文化観光を推進してまいります。

 このほか、初めての開催となる「三霊山サミット」を本県で開催し、静岡県、石川県と観光誘客や文化研究などで連携しています。加えて、3年ぶりの国際線の運航再開に努めました。

 次のスライド、令和4年2月に策定した富山県成長戦略を推進するとともに、ウェルビーイングの向上が人材の出入りを活性化し、経済成長を生む好循環の創出により、様々な分野で新しい社会経済システムを構築すべく取組みを進めています。

 社会情勢が大きく変化する中で、将来の発展に向けスピード感を持って取り組むべき喫緊の課題に対応し、成長戦略の取組みを進めるため、6つの柱に基づきアクションプランを策定しています。初年度の令和4年度は154の事業、取組開始2年目に当たる今年度は196事業と、成長に向けた布石をスピーディーに拡大をしています。

 また、成長戦略カンファレンス「しあわせる。富山」を開催し、県内外の多様な方々との連携を深め、取組みをアップデートしています。

 成長戦略を策定してから1年半になりますが、各戦略の柱ごとに主な成果をまとめてみました。こちらに記載したものはごく一部ですが、確実に成長の種が芽吹いているものと考えております。

 次のスライド。

 就任以来、県民目線、スピード重視、現場主義、また県民参加、官民連携など、県庁の変革を進めてまいりました。

 この1年では、ブランディング推進課、空港コンセッション導入準備班の設置など、組織の見直しも行いました。大阪戦略プロジェクトチームなど、多様な行政課題に組織の枠を超えて対応するプロジェクトチームの増設、官民連携人材、越境人材の育成や庁内副業制度の推進、行政手続のオンライン化、勤務間インターバル宣言など、DX・働き方改革の推進、県公式LINEのリニューアルによる住民目線の情報発信の強化も実施をいたしました。

 最後のスライドになります。

 八十八策の具体策の進捗状況ですが、令和4年度末までに約87%が実現し、今年度末までに約90%が実現する見込みです。残り9項目についても予算化などで対応していますが、早期に実現するように努めてまいります。

 明日からは任期4年目に入ります。まずは県民、事業者の皆様に引き続き大きな影響を与えている物価高騰に対し、国の経済対策とも連携をして迅速に対応してまいります。

 さらには、富山県成長戦略に掲げる6つの柱の各施策や八つの重点政策、八十八の具体策の総仕上げに向けて、これらの取組みを着実に推進し、本県発展の礎となる人づくりと新しい富山県をつくる新しい社会経済システムづくりを着実に進めていきたいと考えています。

 具体的には、人づくりについては子育て環境日本一の実現、G7教育大臣会合の成果の継承と進化、起業マインドの醸成や起業家の育成など、人への投資を重点的に進めてまいります。

 また、もう一方の新しい社会経済システムの構築ですが、DXやカーボンニュートラル、官民連携の推進、関係人口の創出、拡大などを重点的に取り組んでまいります。

 なお、本日この後、富山八策と八十八の具体策の実現に向けたロードマップをホームページ上で公開することにしております。

 3年前就任した時に、知事と呼ばないでくださいと、あるいは専門用語はやめてくれと、そんなことを言う宇宙人のような知事に3年間付き合って、何とかついてきてくれた県庁の職員の皆さんには本当に心から感謝をしております。

 特に20代から30代半ばぐらいの方々は、まだそう何と言いますか、県庁色に染まっていないので比較的容易についてこられたと思うのですが、ベテランになるにつれてご苦労されたものと思います。特に部局長の皆さんは、本当にこの組織の中で育ってきて、この文化をしっかりと吸収した方々ですので、この新しい風にとても戸惑いも大きかったのだと思いますが、それでもそれぞれご努力をいただいて、部局長の皆さんもしっかりと対応していただいたこと、これも手前みそな職員褒めになってしまいますが、心から感謝をしたいというふうに思っています。あと1年、皆さんと共に力を合わせて努めてまいりたいと考えております。

 就任3周年を迎えてについて、以上にさせていただきます。

2.ポータルサイト「doors TOYAMA」の開設について

 ポータルサイト「doors TOYAMA」の開設についてご説明申し上げます。

 本日、富山の多彩な魅力につながる扉として、ポータルサイト「doors TOYAMA」を開設いたしました。メインターゲットは首都圏、関西圏に住む20代から30代の若者で、食や旅、ものづくりなどに趣味・嗜好を持ち、本県の魅力に共感いただけるような方を対象としています。そして、県外の編集者の視点で旅や食、ものづくり、ウェルビーイングといった富山の魅力を掘り起こし発信するほか、ニュースアプリ等を通じた記事の配信や若い女性に人気のある雑誌Hanakoとのタイアップなどを通じて読者の拡大を図り、関係人口、富山ファンの創出・拡大につなげてまいります。

 「doors TOYAMA」は、クリエーターの視点で富山を紹介する特集、食やものづくり、ウェルビーイングなどテーマごとに展開する連載、旬な魅力を単発で発信するニュース&コラム、この3つのページで構成しています。

 サイトの開設時には、食や工芸に造詣が深いモデルの高山都さんが立山・上市エリアを紹介する特集記事をはじめ、富山湾の旬の寿司ネタを紹介する連載「すしカレンダー」などを掲載しています。

 また、来る11月17日には、東京日本橋において、首都圏の若者を対象にしたキックオフイベントを開催します。このイベントでは、「doors TOYAMA」で連載いただく写真家のイナガキヤストさんのトークセッション、また、鱒寿司や富山の地酒を楽しみながらの交流会を実施し、リラックスした雰囲気の中で富山の魅力について語り合っていただき、富山ファンの輪を広げていきたいと考えています。こうした取組みを通じて、関係人口の創出・拡大を図ってまいります。

 冒頭、私からの説明は以上です。よろしくお願いいたします。

2.質疑応答

会見写真2

【記者】

 3年を振り返ってということで、実績、取組みを紹介されましたけれども、公約の八策と八十八施策の進捗状況というところで、令和5年度末までに90%が実現可能というふうにおっしゃいました。90%というところのスピード感、その検証についての受け止め、手応えみたいなものがあれば教えてください。

【知事】

 八十八の具体策、お約束をいたしました。そのうちの79の項目が今年度末までに実現見込みであるということですから、おおむね順調に進んでいると感じています。具体策の実現にご協力、ご理解をいただきました県民の皆さん、事業者の皆さん、県議会、市町村、県外から富山県を応援してくださる関係人口の皆様に改めて感謝を申し上げたいと思います。

 一方で、まだ実現していないものは9項目ということになります。現在、予算化で対応するなど実現に向けて進めています。早く実現するように引き続き努力をしてまいります。

 残り任期1年ということになるのですが、残された具体策の実現に向けて、民間も含めた女性管理職の登用を進めるために女性活躍の推進、若い女性のウェルビーイングの向上に努めます。また、昨日セミナーも行いましたが、空港の混合型コンセッション導入の準備を着実に進め、道筋をつけたいと考えております。

 そして、実現した具体策についても、それで安心するのではなく、どのような成果が出ているのか、また、あるいは出ていないのか、このあたりをしっかり分析をして、PDCAも併せブラッシュアップしていきたいと考えています。

 さらに、これは八十八の具体策とは離れることですが、喫緊の課題としまして、県民、事業者の皆様への影響が大きい物価高の克服、そして6月、7月と大きな豪雨災害がありましたが、防災・減災対策の推進、また岸田総理の就任以来のデジタル田園都市国家構想や次元の異なる少子化対策、これら国の動きをしっかりと見極めながら本県の動きも進めてまいりたいと思います。

 こういった3年前にお約束したことを引き続き進めるということ、また新たな課題、動きにも引き続きスピード感を持って取り組んでいきたいと考えております。

【記者】

 実現できないものの中に、副知事3人体制もあると思うのですけれども、就任3年たって、現時点でも3人体制にすべきだというふうにお考えでしょうか。

【知事】

 はい。この番号でいうと63番になるのですが、副知事3人体制、これは当初、県議会の皆さんとの議論も踏まえまして、まずは女性1人を含む2名体制ということで、今走っているところです。結果、トップマネジメントが3人に拡充できたということで、危機管理、あるいは意思決定の早さ、また女性活躍の面などでよい効果があったと考えています。

 また、両副知事ともに海外出張にも出ていただき、横田副知事はつい先日2回目、本県を代表して海外に出ていただき、それぞれ成果を上げてきていただいております。こんなことでもトップマネジメントを厚くしたことの効果は出ているというふうに思います。

 引き続き3人体制の看板は掲げておりますが、今後状況も見ながら、2人体制の効果も十分見極めて検討していきたいと考えております。

【記者】

 組織、職員の意識改革というところ、特に職員提案のことなどあったと思うのですけれども、この県庁組織の登用のスピード感とか実行力みたいなところで変化はあったというふうにお考えでしょうか。

【知事】

 今、10分近くとうとうとこの成果を述べさせていただきました。お付き合いいただいてありがとうございます。

 これを全て私が発想したわけではないのですね。もちろん八十八策に載っていることもあります。ですけれども、それだけではこんな多くの仕事はできません。これはやっぱり職員の皆さんがいろんな提案をしてもいいのだ、新しいことをやってもいいのだ、失敗してもいいのだとは言いませんが、失敗してもまた再チャレンジすればいいのだ、そんな意識ができてきたから、自立的にいろんな提案もあり、私はそれをオーケーして推進をしてまいりました。その結果が、今、10分間もしゃべるような内容につながったということであります。そんなことで、職員の意識改革、そしてそれが成果に表れている、そんなふうに感じています。

【記者】

 新田知事の一つの大きな取組みとして、「ワンチームとやま」の会議について一つお聞きします。

 先日のワンチーム会議と、さらに8月の2回連続で上市町長が欠席されました。いわゆる城端線・氷見線に関する発言をしたいというふうに伝えた時に、いわゆる発言のほう止められたり修正を求められたりしたというような趣旨の話をしています。実際にどのようなやり取りがあったのかというのは別として、町長自身が自由な議論をさせてもらえないというふうに感じているのであれば、対等で自由な議論を目指すというワンチーム会議の皆様にとっても本意ではないと思います。現状での受け止めであるとか、何か対応をされていることがあれば聞かせてください。

【知事】

 発端は城端線・氷見線の再構築検討会議、7月30日に第1回目を行いました。それは皆さんにも報道いただいたところですが、その中で、2回目からあいの風の日吉社長にも参加いただいたらどうかということで沿線の4市長さんからありました。皆さん、本当に口をそろえておっしゃったので、私は、その場ではあいの風も株式会社ですから、民間の、いろんなステークホルダーがおられますということでその場は引き取りました。

 次の2回目の検討会までに私どもで手分けをしてステークホルダーを回りました。もちろん市町村長さんも回りました、出資も頂いていますしね。その中で中川町長から異論が出たということであります。異論というのは、この最初の並行在来線としてのあいの風の最初のスタート時のことについていろいろと思うところがあられるということでありました。

 そしてその城端線・氷見線は呉西の沿線4市で様々な負担をするということも説明申し上げたのですが、それが果たしてそのとおりになるのかどうか、ちょっと懸念を持っておられるということでありました。

 私どもとしては、より丁寧に説明しようということで蔵堀副知事に説明に行ってもらうということでアポを取ったのですが、結果的にはお会いできなかったということになりました。そして8月31日のワンチームの会議に中川町長、ご欠席をされたということです。

 県としては、丁寧に説明しようとしていろいろ動いてアポもお願いしたのですが、それで発言の中止や表現の変更を求めていると誤解をされたというふうに思うのですが、私は残念に思っています。

 引き続き、皆さんが気持ちよく参加できるようなワンチーム会議がもともとの趣旨ですから、今後とも自由な意見交換ができるように努めてまいりたいと考えております。

【記者】

 発言の中止を求めたり、修正を求めたという事実はないということですか。

【知事】

 はい。私が知事になって以降、どのような会議でもそのようなことはありません。事前に説明に上がることはあります。でも、それによって発言内容を修正してくれとかやめてくれとかいうことは一切ありません。

【記者】

 それは、受け取り方で少し誤解というか、やり取りに少し思い違いがあったというようなご認識でしょうか。

【知事】

 ええ。私どもの言葉ももしかしたら足りなかったのかもしれませんけれども。

【記者】

 公約のロードマップの総括表の中の8番イノベーションを後押しする特区の設置、例えばバイオシミラー特区などあったのですけれども、これは令和3年度に実現ということですけれども、特区というのはできているのですか。

【知事】

 いや、特区というのはできてはいません。

【記者】

 もう実現時期ということで令和3年度に丸がついていたのですけれども、これは実現したということになっているのですか。

【知事】

 昨年も実現の基準について分かりにくいというご指摘もいただいたところであります。その時も申し上げたかと思うのですが、八つの重点政策、それから八十八の具体策、就任して3年ですから、この政策を考えていたのはその1年前ですから4年前、私は民間の仕事をしながらこつこつとこういうことを考えて、本当にそういう意味では手作り、行政経験、政治経験もない者二、三人で考えてきたことです。

 そんなことで、行政的には一部表現が抽象的、あるいは定性的なものになっているものもあるかもしれません。それから、例えば検討するなどという文言も入っていたりもします。ただ、あえてこれは表現を変えずに残してあります。あくまで約束した段階の文章を残して今に至っているということです。

 この公約の実現基準というのは、明確に施策として実施しているものは、原則実施したかどうかで判断をしています。また、「検討する」のように表現が定性的なものなど一部項目については、施策を検討した上で、代替案など、施策の目的を果たすことができる対応を行ったものは実現としていることでございます。

 そんなことで、実際、法律的な意味での特区というものはできておりませんが、このイノベーションを後押しするというような政策、それから様々な産業の設備の更新を応援する、このような実質的にその役目を果たしているということで実現をしたというふうに判断をしているところです。

【記者】

 もともと選挙の時の項目の中で、特区のように実際は実現をされてはいないけれども、実現したということでうたっている項目というのは他にもあるということですか。

【知事】

 そうですね。今、ロードマップをアップしていますが、それに沿った注釈は、今年はより詳しくしています。またご参考いただければと思います。

【記者】

 明日、環境省のほうにクマの要望で行かれる件で伺いたいのですけれども、今年に関してはもうクマの冬眠までは12月頃まで1か月ぐらいと。また来年以降もいつ同じような被害が出るか分からないという状況の中で、今年、それから来年以降の被害を減らすために、明日どのようなことを国に求めていくか、改めて教えていただけますでしょうか。

【知事】

 明日、伊藤環境大臣にアポが取れましたので行ってまいりたいと思っています。

 大きく2つお願いをしたいと考えています。

 1つは、クマによる人身被害防止、あるいは目撃、痕跡情報が急増しているという本県の現状を訴えましてご説明しまして、捕獲やパトロールの経費、放置されている果樹の除去などの環境整備など、クマ被害防止対策に関する地方自治体の取組みに対して財政的な支援制度の創設をしていただきたいというお願いが1つ。

 それと、来年度以降も起こり得ることですので、この人身被害を未然に防ぐこと、それが大切だと思いますが、国の主導で市街地への出没傾向や行動パターンなどのクマの生態調査を実施すること、これもお願いをしてまいりたいと思います。

 以上、大きく2点お願いをしたいと思います。

 ただ、その前提として、本県では今年飛躍的に出没が増えている、また人身被害も増えている、そして亡くなった方もおられる、そんなことをしっかりと説明して、これらの要望をしてきたいと思います。

 それと先般、ワンチーム会議で本当に多くのクマの被害、目撃、あるいは人身被害が出ている富山市の藤井市長から特に発言がありまして、この鳥獣保護管理計画を根本的に見直す必要があるのではということもありました。これについては、もしできれば、時間があれば大臣と意見交換をできればというふうに思っています。

【記者】

 若者の県外流出について幾つか確認させてください。

 この若者の県外流出について、これまでの政策における成果や手応えについて教えてください。

【知事】

 基本的に私ども、県外流出という言葉は使いません。社会減か社会増かということで判断をしております。若い世代の社会減、特に女性の社会減が止まらない状況を大変に憂慮しているところであります。もちろん憂慮している段階ではなくて、手を打たなくてはならないということ。そこで今、様々な新しい手を打っているところです。

 やっぱりこれまでなかった視点としては、就職の段階で多く出ていかれるということがはっきりしました、20から24歳。ですから、これを止めなければ、この社会減が連続することは止められないということです。

 就職の段階で富山県にはいい会社がない、いい仕事がない、やりたい仕事がないと判断されて東京に行かれる方が多いということも事実であります。ですから、就職を決める前に、これは県外の大学に進学されている方もおられますから、もう大学では遅いのではないか、高校生、中学生の頃から富山県の企業の実態、実態といいますか、いろんないい企業がある、グローバルでトップの企業もある、そんなことをしっかりと中学生、高校生の段階から理解をしてもらう。それから、会社ということではなくて、仕事の内容においても女性も大いに活躍している、そんな仕事がたくさんあるのだということ、こういったこともしっかりと若いうちから認識していただく、そのようなイベントも数多く開催をしているところであります。

 それから、やっぱりそうなると企業の役割というのはとても大切だと、働き方改革を進めたり女性の活躍を進めたりということ、それから若い女性向けのサービスや商品をしっかりとつくり続けるということ、そんなようなことを企業の経営者にも理解していただくということで、今年4月には経済団体、あるいは業界団体のトップを招いてそういった問題意識を共有し、このまま若い人がいなくなる、特に若い女性の社会減が続くと企業の存続も危うくなると、そして富山県さえも存続できないこともあり得ると、そんな危機感を共有した上で、経営者として自社の経営の中でこういったことに取り組んでいただく、そんなようなことを打ち込むイベントもやりました。そんな対策ですね。

【記者】

 2月には新年度予算の策定もありますけれども、若者の人口減少に向けた新たな対応策、手立てがあれば教えてください。

【知事】

 今言ったようなことを引き続き強力に。

【記者】

 今言ったようなことを新年度予算案でも検討されている、予算化していくということでよろしいですか。

【知事】

 そうですね。今は本当に一端を説明しましたが、さらにやっぱり子育て環境をよくしていくということ、これもやっぱり子どもをお持ちの世帯、若いカップル、あるいはこれから子どもを持ちたいというカップルにとっては必要なことですし、などなど、まさに総力を挙げてやっていきたいと思います。そのために予算編成方針も出し、その柱、人づくりと新しい社会経済システムということは説明申し上げました。それに基づいて今、各部局、あるいは部局横断で令和6年度の当初予算に様々な施策を立案してもらっているところです。

【記者】

 あと、新田知事の任期も残り1年となりましたけれども、まだ2期目の出馬表明というものはされておりませんが、今年4月の県議員選では自民党県議の応援に回ったりですとか、全ての市町村で後援会を立ち上げたりと2期目に向けた足場固めとも受ける動きもあります。その辺はどうお考えでしょうか。

【知事】

 いえ、2期目の足場固めということではなくて、1期目の任期をしっかりと最後まで走りきるための支援体制づくりということでご理解いただきたいと思います。

【記者】

 ワンチーム会議の城端線・氷見線のことについて幾つかお伺いさせていただきたいと思います。

 1回目の会議の後にステークホルダーを回られて、上市町、中川町長のほうに行かれたということで、その際に、あいの風のスタート時に思うことがあるというようなご発言があったということですけれども、具体的にどういうようなご発言がございましたでしょうか。

【知事】

 経営安定化基金というものを15市町村で拠出をいただいていて、あいの風の決算が芳しくないときに、その資金をもって充てるということを続けてきています。その経営安定化基金の拠出の仕方について少し見解が違われるというふうな話は聞いています。

【記者】

 見解が違うというのはどういう違いですか。

【知事】

 上市町にはあいの風の駅はないのですね。なのにやっぱり負担が大きいのではないか、そういうような思いをお持ちだというふうに聞いております。

【記者】

 その後、蔵堀副知事がアポイントを取られたけれどもお会いできなかったとおっしゃいましたけれども、会えなかったとなった時に、県として町にどのような対応を取られたのでしょうか。

【知事】

 もちろん副町長には説明をしたりはしています。

【記者】

 副町長にご説明をされていると。

【知事】

 それから、上市町も組織でやっていらっしゃいますから、担当の方々にも説明しています。

【記者】

 八十八の具体策ロードマップの今年度実現するものの中で、実現数の中に検討なども入っているということですが、3番の「関電・黒部ルートの一般開放を見据え、観光施設の高付加価値化支援策を実施」というものがあります。これの判断根拠がキャニオンルートを含む旅行商品を販売開始、高付加価値化に向けた検討を実施ということですけれども。令和5年度中に実現するというふうに書いてあります施策ナンバーの82番ですね。

 先ほど特区の話もありましたが、キャニオンルートを含む旅行商品の販売開始というのは、キャニオンルートが開くということは旅行商品もできると思いますし、この高付加価値化に向けた検討、つまりこの検討を実施したというところで実現とする根拠とされたというようなご認識ということでよろしいですか。

【知事】

 そうですね。

【記者】

 そういったものも含んだ上で、今年度末までに90%が実現可能になっているっていうようなことかと思いますが、このあたり、これまでのこの90%についても濃淡があるのかなと思うのですが、残り1年でどうしていきたいみたいなことも含めた思いって何かございますか。

【知事】

 先ほども申し上げましたけれども、達成したという項目についても引き続き、成果は上がっているのか、あるいは上がっていないのか、そんなことをPDCAを回してよりブラッシュアップをしていきたい、これも引き続きやるべきことだと思っています。

【記者】

 それに関連して、この項目自体を見直していくことがあるのかということですけれども、例えばストップ少子化!子育て環境日本一へ!という項目の中で3の5.ですね、中間層を含む世帯の第3子以降の保育料の無償化というところは、前回のワンチーム会議で県内全体で第3子の完全無償化というものが話しされたかと思いますが、一方で、一昨日の会議でも、氷見市長のほうから、既に氷見市は1歳以降が無償化されている、既に先行している事例があるという中で先に進むことはしないのかというような問いかけもあったかと思います。つまりこの公約自体が、既に実施されているものに対して、他の自治体とかで前に出ている部分もあると思います。これを常にさらに見直していくようなお考えはございますか。

【知事】

 ものによっては、市町村が先んじていらっしゃることは当然あると思います。私も県全体を俯瞰しながら物事をやっていく、私の公約もそのような視点でつくっていますから、ここは市町村が先行ってるから見直すということは特にないですよね。

【記者】

 子育て環境日本一へ!というのを掲げておられると思います。例えば北陸の福井県だけで見ても、この保育料の話で見ても、第2子以降が多子世帯全て無償化というようなことをこの秋打ち出されていますので、やはりこれをしたから日本一になれるかっていうと、やっぱり時代もどんどん変わってきておりますし、いろんなことをやっていかなければいけないと思うのですけれども、さらに取組みを進めていく、ブラッシュアップしていくという話ありましたので、そういったところをさらに進めていく意味での課題などは浮かんでおられますか。

【知事】

 ええ、それは先行される、あるいは見習うべき例はたくさんあると思います。そういったところをまた参考にしながら、八十八の具体策に限らず、政策というものは常に勉強し続けて磨き上げていくものだというふうに思っています。

【記者】

 最後に、ワンチーム会議の上市町長の件につきましては、次から出ていただけるように働きかけとか、協調されるとか、何かそういう考えは県としてございますか。

【知事】

 報道によれば、少なくとも年内は出ないとおっしゃったということなので、次回の開催予定は来年1月に入ってからなので、ぜひその時からはまた15人フルメンバーで開催できることを期待しています。

【記者】

 何か働きかけなどはされるご予定はあるのでしょうか。

【知事】

 例えばこの前も代理で小竹副町長がご出席でしたから、次はぜひフルメンバーでやりたいですねというようなことはお話ししました。

【記者】

 町長に直接どなたかがお話しされるとか、そういうことはあり得るのでしょうか。

【知事】

 それはもうお互いというか、特に町長はベテランの政治家でいらっしゃるから、こちらの思いは通じているというふうに思います。

 ただ、お立場上、上市町の町民の皆さんを代表してご意見を言っておられるのだというふうに理解しています。

【記者】

 ご説明されたこれまでの成果についてですけれども、県庁職員の皆さんで取り組んだということを知事おっしゃいましたが、この3年振り返りまして、これは新田知事就任したからこそできた成果だと胸を張って言えるような、これが新田知事らしい成果ですというようなことはありますでしょうか。

【知事】

 そういう意味では79の達成項目全てが、先ほども言ったように、4年前、本当に手作りで考えて二、三人で知恵を絞ってやったことなので、全て私の分身のようなものですけれども、特にというと、例えば女性活躍、あるいは若い女性のウェルビーイングの向上、ウェルビーイングというのは公約の中の一つである成長戦略からまた出てきた子ども、孫みたいなものですけれども、その女性活躍、あるいは若い女性のウェルビーイングの向上ということに関して女性活躍企業の認定の数が2年目で58になりました。それから、先ほど経営者の皆さんの役割をしっかりとご認識いただくためのセミナーに500名参加いただいたとか、そのような女性活躍、または経営者がこの富山県を活性化していくキーだということ、そのような機運がどんどん盛り上がっているというふうに思っています。

 それから、令和2年には8%だった男性の育児休業の取得が令和4年には15.6%と倍増することができました。これなどもうれしい成果だというふうに思っていますが、まだまだこれで満足できる数字じゃないので、新たに育休取得の促進の補助金なども創設をしてさらに上げていく、最終的には8割ですけれども、そこまで上げていきたいというふうに考えています。

 今年の県民意識調査では、女性を含む20代、30代の人たちの現在のウェルビーイングの総合実感が伸びています、昨年より今年。そういうのは明るい材料だというふうに考えています。

 また、子育て支援ということでは、新たな出産・子育て応援ポイント、これをデジタル化してやるということ、これも一つの成果だというふうに考えております。

 また、富山の児童相談所の整備にかかっていますが、これを2拠点体制でやるということ、そして児童心理治療施設も併設するという方向性も固めました。これなどもこの子育て環境をよりよくしていく、人づくりに重点的に投資をしていく、このようなことの表れにしていきたいというふうに考えています。

 また、長く懸案でありましたが、私立高校の授業料の助成も昨年度拡充をいたしました。これらなんかもそうかと思います。

 またデジタル化ですが、これは私が就任したときからもうコロナでしたので、いろんな商売で非対面・非接触という新しい業態ができているわけですから、我々県庁も非対面・非接触でできるだけやっていこうということで、ましてやコロナの補助金の申請を県庁まで来てやってくださいというのでは話にならないということで、これなどもオンラインでできるようにしようということも口を酸っぱくして言い続けました。その一つの成果だと思いますが、野村総研さんの都道府県デジタル度ランキング、これではデジタル公共サービス部門で1位の評価を得ることができました。これなんかも一つの成果ではないかというふうに思います。

 また、県立大学の情報工学部の新しい学科としてはデータサイエンス学科が来年の4月から開講します。これも当初、令和6年はみんな無理だと言ったのですが、やってみようと、挑戦してみようということで職員の皆さんを鼓舞した結果、文部科学省にもその思いが通じ、来年開設することができました。これなども一つの成果と思いたいと思います。

 こういうことを続けていくとまだ続きますが。

 あと付け加えるとしたら、新田らしいという話でしたらスタートアップのことだというふうに思います。これは私自身幾つも会社をつくってきて、また会社を解散もしましたが、そんな経験から、残念ながら富山に新しい企業がなかなか増えないという現状を見てスタートアップ支援を厚くしようということで成長戦略の6本の柱の1つとしてやっています。

 全国最下位だった大学発ベンチャーが最下位を脱出しました。増えつつあります。それから、富山大学に起業部という業を起こす、そんな部活もできました。それからさらに県立大学の院生が中心となって、学生自ら学生の起業を応援しようというT-Engineという一般社団法人ができました。このようにだんだんスタートアップの機運が温まってきたというふうに考えています。これなどは新田らしいことかなというふうに思っていただければありがたいと思います。

【記者】

 この3年の評価だったり成果について県内で県民の方に聞いていますと、なかなか浸透していないのではないかというような実感がありまして、どんな仕事をしているかという印象が薄いであったり、なかなか成果が見えないであったり、そういった声が実は結構聞かれます。このあたりについて知事の受け止め、どう発信していくかということも含められると思いますが、そのあたりいかがでしょうか。

【知事】

 そうですね。引き続きこうやって毎週1回会見を開かせていただいていますが、やっぱり伝えるという意味ではマスコミの皆さんのお力添えも大変重要だと思います。ぜひ今後も皆さんのご協力を得て一人でも多くの県民の皆様に伝わるように、先ほど申し上げたように成果は出ていると私は理解をしています。それがやっぱり伝わっていないというのは私どもの発信、まさに発信にコストをかけようということは今、職員にも言い続けているところですが、それがまだ私自身足りていないのかなというふうに考えています。もちろん県庁としてのSNSなど、それから先ほども発表項目の2つ目で新しいポータルもつくりました、オウンドメディアというものです。こんなこともしっかりと活用していくとともに、やはりマスコミの皆さんのお力というのは大きいので、ぜひこれからもご理解いただき、もちろん内容については是々非々でいいのですが、発信をするという意味での協力はお願いをしたいと思います。

【記者】

 最後に、2期目の出馬について、いつどのような形で表明するか、改めて残りの任期1年というタイミングで、現状どのようにお考えなのかというのを教えてください。

【知事】

 同じ答えで申し訳ないのですが、全く今はノーアイデアです。これまでの形というのは聞いています。何月議会で質問が出て、それに答える形でみたいなことはあったとは聞いていますが、私も50年ぶりに中央官僚ではない出身の知事でありますから、同じような形がいいのか、あるいは別の形があるのか、もしやるとしたら、そのことはまたそういう時期が来たら考えてみたいというふうに思います。

 今はあと1年、これまで言ってきたように1年とにかく走り抜くという、そんなことにフォーカスしたいと思っています。

4.関連ファイルのダウンロード

【資料1-1】就任3周年を迎えて(PDF:2,881KB)

【資料1-2】富山八策 八十八の具体策ロードマップ総括表(令和5年11月現在)(PDF:382KB)

【資料1-3】富山八策 八十八の具体策ロードマップ 実現とする判断根拠一覧(PDF:159KB)

【資料2】ポータルサイト「doors TOYAMA」の開設について(PDF:638KB)

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〒930-8501 富山市新総曲輪1-7 県庁本館2階

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