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更新日:2022年5月2日
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(令和2年9月10日掲載)
今年は開催中止となってしまった「越中おわら風の盆」。悲しい・寂しい思いをされた関係者ならびに八尾の方々にうれしいハガキが一通届きました。そのハガキとは、八尾の酒造会社『玉旭酒造有限会社』からのもので、看板商品の大吟醸「おわら娘」1本をプレゼントする招待状でした。今回の取り組みでは「越中おわら風の盆」の開催予定だった9月1日~3日の3日間を実施日とし、八尾在住の1,150世帯へ引換券となる招待状が配布されました。
実際に八尾の方々に届けられたハガキの内容です。
おわらを愛する皆様へ
県内外からたくさんの人が押し寄せて、
八尾が八尾じゃないみたいになる3日間が、今年はありません。
あの慌ただしい日々が遠い昔のように感じます。
同時に、当たり前の毎日がいかに素晴らしいかを
感じることができました。
試練とは、乗り越えられる人にしか与えられないと言います。
だったらこの試練は、きっとみんなで乗り越えられるということです。
一年休んだ分、来年はきっと素晴らしい3日間になる。
私たちはそう信じています。
9月のはじめ、
皆様がそれぞれにおわらに思いを馳せる3日間のお供になればと思い、
この招待状をお持ちいただいた方に、
大吟醸「おわら娘」を差し上げます。
皆様のお越しをお待ちしております。
今回の取材では、プレゼントを受け取りに来られたご夫婦のお話も聞いてきました。
1人暮らしをしている娘さんが、今年で最後だったおわらの踊りを披露するため富山に帰ってくる予定でしたがコロナの影響で祭りも中止になり、帰省もできなくなり、悲しみにくれていたところに今回のハガキが届いたそう。
受け取りに来られた際には目に涙を浮かべながら喜んでもらえたそうです。
その場で娘さんにお酒を郵送されたご夫婦は、送ったお酒とともに「オンライン家族飲み会」をすると話してくれたそうです。
本来であればこの3日間は家並みに沿って並ぶぼんぼりに淡い灯がともり、哀愁漂う音色に包まれる街に癒される時間を過ごす予定でした。今年は残念ながら「越中おわら風の盆」は中止となってしまいましたが、そんな寂しさを日本酒のおいしさで少しでも癒してほしいという願いの込められた想いに、思わず胸打たれ、心温まる温まる取材となりました。
今回お話を聞かせていただいた『玉旭酒造有限会社』十三代目当主、玉生貴嗣さん。
新型コロナウィルスの感染拡大に対し、SNS上で注目を集めているのが、疫病をおさめると言われる江戸時代から伝わる謎の妖怪“アマビエ”。魚のような、鳥のような…その奇妙な姿は一度見たら忘れられないインパクト。でも、なんだかカワイイ!?と話題を集めています。「#みんなのアマビエ」などのハッシュタグとともにさまざまな「アマビエ」が投稿されており、今年3月には水木プロダクション公式ツイッターが「水木しげるのアマビエ原画」を公開し、大きな話題に。「疫病退散」の願いを込めてラベルにデザインされた『玉旭酒造』オリジナルの”あまびえ”も要チェックです!
透明感のある綺麗な喉ごしと、さっぱりめの甘味がより飲みやすさを感じさる大吟醸。香りは程よく、口の中で旨味とともに花開く1杯を楽しめる。料理との相性も幅広い。※ラベルデザインは”すていほーむ”・”おうちで呑もう”など3種類展開。(写真は疫病たいさん)
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