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トップページ > くらし・健康・教育 > 生活・税金 > 生活衛生 > MAKE TOYAMA STYLE > 現場レポート > Vol.31 コロナ禍でも人との接触を減らして楽しめるセルフ写真館『コトリセルフ』
更新日:2022年5月2日
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(令和4年1月25日掲載)
富山で初めて誕生したセルフ写真館『コトリセルフ』。コロナ禍でも人との接触を減らして気軽に撮影が楽しめると、若い世代を中心に人気を集めています。同写真館を手がける『スタジオコトリ』のスタッフ伊林侑香さんにお話を伺いました。
本格的なカメラで気軽に撮影 コロナ禍でも人気のセルフ写真館
韓国で人気に火が付いた“セルフ写真館”。2021年7月、富山市大泉にあるフォトスタジオ『スタジオコトリ』が、富山で初めてとなるセルフ写真館『コトリセルフ』をスタートさせました。
同店では、プロ仕様のカメラを使ったモノクロのセルフ撮影が楽しめます。制限時間10分間で何枚でも撮影可能で、大きなモニターで写り具合を確認しながら、リモコンでシャッターを押すだけ。好きなタイミングで自由に撮影でき、データは当日すべて受け取れます。
韓国発祥のセルフ写真館。レトロで味わいのあるモノクロ撮影が人気。
演出・フォトグラファーの伊林さんは、「東京でもセルフ写真館が流行り始め、コロナ禍で県外に遊びに出かけることが難しい中で富山の人にもセルフ写真を楽しんでもらいたいと始めました。クラシックでレトロ、モノクロだからこその味わいが人気です」と話します。
ボタンひとつで簡単に撮影できるので、大切な人と気軽に訪れてほしい」と話す伊林さん。
「一生に一度の記念日にとスタジオ撮影を予約されていても、コロナの感染拡大でキャンセルになったケースもありました」と伊林さんは振り返ります。
セルフ撮影では、スタッフは撮影方法の説明後に退室。利用者は自分たちだけの空間で撮影を楽しむことができます。同店では、お客さん同士がすれ違ったり一緒になったりしないよう時間調整し、小道具類の消毒や換気なども随時行っています。
ドライフラワー、サングラス、ヘッドホン、映画の撮影時に使うカチンコなど、撮影時に使用できる小道具類も充実。
オープンにあたり、「スタジオの雰囲気はもちろん、どうしたらお客さんが気持ちよく撮影できるかをリサーチしました」と伊林さん。開店から約半年でセルフ撮影を利用したのは約780組。誕生日や結婚記念日のほか、お盆休み、ハロウィンやXmasといったイベント時など、休日を中心に記念撮影を楽しむ人が多く、若い世代やカップルだけでなく、おじいちゃん、おばあちゃんと一緒に訪れる家族連れにも好評です。
「プロのカメラマンが撮影するより気軽で、プリクラ感覚での利用も多いですね。撮影は緊張するという人でも、スタッフがいないお客さまだけの空間で、自然な笑顔が撮れるのが一番の魅力。ドライフラワーやサングラスなどの小道具類も用意しています。広々としたスペースで、風船などの持ち込みも可能なので、ご希望通りの写真が撮れると思います」と伊林さんは話します。
また、お客さんの協力を得て、Instagramに1組ずつ写真を掲載。今後利用を考えている人が、ポージングなど撮影時の参考にできる上、PRにも役立っています。
同店のInstagramを参考にポージングをイメージしていくとより楽しめるという。
コロナ禍でできた時間で、フォトスタジオを改装したりバージョンアップをはかったりしたほか、スタッフ同士の話し合いの時間を増やしたという同店。伊林さんは、「コロナ禍で完全個室という流れができたこともあり、スタジオ撮影では、1組1組のお客さまと今まで以上にしっかり向き合って撮影することができ、ゆったりとした時間が提供できるようになりました」と話していました。
セルフ写真館の料金は、大人1,500円、学生1,000円、子供&ペット500円。撮影データはすべて当日渡し。予約はHPから。
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