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更新日:2022年5月2日
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(令和2年10月29日掲載)
のどかな田園風景と立山連峰、晴れた日には遠く富山湾まで見渡せる里山。ここに2020年3月、隈研吾氏設計のアロマ工房とレストラン、イベントスペースが点在する『ヘルジアンウッド』がオープン。2022年秋には宿泊施設も完成予定だそうです。
水田を眺めながら地域で生産された食材を楽しめるレストラン。 これまでの、ただ高級でおいしい食事から脱却し、「おいしいを越えてゆこう」を提唱する。
代表の前田大介さんが掲げたテーマは“村をつくる”。昭和~平成と分断されてきた人と人、地域と人の繋がりをもう一度再生し、「人が集い生活が営まれる場所」の創出を目指しています。
『ヘルジアンウッド』構想の原点「アロマ抽出工房」。 国産アロマのワークショップほかオリジナルハーブティも味わえる。
ハーブ園で栽培した自家製のラベンダーやレモングラスなどを使い、さまざまな薬効のあるメディカルハーブティをブレンド。 レストラン内のティーバーでは、ハーバルセラピストのアドバイスのもと約6種類のハーブティから好みの1杯を選べる。 アロマ工房にも8種類のハーブティが揃っている。
レストランでは、地産地消にも重点を置いている。km0といった生産者と消費者が近い環境を作り、継続的な食のチェーンなどを身近な地域内で生み出していく。前田さんは、コロナ禍に関係なくずっと以前からそうした構想を抱いていたそう。全国の物流が滞ったサプライチェーンの分断などもさしたる影響はなかったそうです。
3室ある個室。ラベンダーとローズマリーをすきこんだ和紙の扉の向こう、田園風景を背景にプライベートな空間を独占できる。
客席を空ける、マスクをするなどの物理的な感染症対策はもちろんですが「ヘルジアンウッド」では心の対策を重視し、「スタッフがお客さまに声をかけ、心を和らげる」接客を励行しています。物理的な密を避けて結びつきの密を創る。立山町から新たな繋がりが生まれています。
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