安全・安心情報
更新日:2022年5月2日
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(令和2年11月6日掲載)
コロナ禍で感染対策が求められている今年、高岡龍谷高校では体育祭や文化祭など学校全体での行事がいくつも中止になりました。
そこで生徒会が中心となり全校生徒で取り組んだのが、生徒全員で作りあげる「つまようじアート」。全校生徒と教員の一部が参加し、全長縦4m×横6mの巨大作品に挑んだ。生徒520人に発泡スチロール(20cm×25cm)と図面を配布し、100万本以上のつまようじを一つひとつ手作業で刺していく。
8月の制作開始から4ヵ月以上をかけ、つまようじを刺し終えた発泡スチロールを組み合わせることでひとつの景色を完成させることができました。
5mm間隔で6色に着色したつまようじを手作業で刺していく。
1本1本つまようじの色が合っているか確認しながら作業を進めていく。
つまようじの着色も、8月下旬から9月中旬にかけて生徒が行なった。
制作を指導したのは、芸術科教諭の藤村政徳さん。
「使ったつまようじは、富山県の人口と同じ104万本です。自分がこの中の一人であると感じてもらい、改めて感染を予防する意識を高めてもらえたらうれしいです」と話す。
高岡龍谷高等学校芸術科教諭の藤村政徳さん
つまようじアートの完成予想図。 原画はSNSで人気を集めるイナガキヤストさんの写真を6色に色分解したもの。 作品の中に「MAKE TOYAMA STLYE」のロゴも入れた。
高岡龍谷高校では、感染対策も実施。休み時間には換気を促す放送を流したり、授業中も隣の机との間隔を広げたりしながら対策に努めている。
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