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更新日:2021年5月12日
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(※)配布資料は「関連ファイル」からご確認ください。
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本日、私からの発表項目は1件です。
これは職員採用試験における「デジタル」区分というものを、本年度試験については、新設をするということでございます。
職員の採用試験におきまして、「デジタル」区分というもの、デジタル化の推進に向けては、言うまでもなく、デジタル政策を担えるスキルのある、また知見のある専門職員の育成、確保、特に民間人材も活用していくということが大切だと考えております。
本年度から、既にこれはお話ししましたが、NTTドコモの豊富な知識経験を持つ方をデジタル化推進室の課長職に起用しているところでございます。既にしっかりと働いていただいております。また、本県の若手の職員を逆にドコモさんに派遣をして、今実地でいろいろと経験してもらっているところでございます。
今般新たに、ICT情報技術に関する職務経験を有する方などを対象とした職員採用試験を実施することとしました。専門的な知見を有する人材のさらなる確保、活用を図っていきたいと考えています。
試験につきましては、次の表のとおりに実施をすることにします。
まず、1つのカテゴリーは職務経験者、UIJターン対象としまして、令和の4年4月1日現在、来年の4月1日現在で40歳以下であること、また県外に本社等を置く民間企業などにおいて、ICT部門で5年以上の職務経験を有していること、また、令和3年3月31日現在で、県外に在住しておられた方であること、この3つを要件として採用数は2名程度というふうに予定をしております。
もう一つのカテゴリーが、就職氷河期世代を対象として、この表記載の年齢、また住居要件を満たす方、ちょっとややこしくなっていますが、それはご覧いただきたいと思います。このような条件を満たす方を若干名、就職氷河期世代の就職を応援するという意味で、このような枠でのやはりこのデジタル枠を設定をしたいと考えております。
第1次試験につきましては、職務経験者試験は10月17日の日曜日に、また就職氷河期世代の試験は9月26日、日曜日に実施をする予定です。
なお、デジタル区分については、来年度以降は上級試験での実施も検討していきたいと考えています。これから県民サービスの向上、また効率化を進めていくには、やはり県政の仕事においてもデジタル化を徹底していく、これが鍵を握るというふうに認識をしております。今後も人材の育成、そして確保する、これを図りながら、デジタル化の取組みをより強力に推進していきたいと考えております。
また、その他のもちろん試験区分もあるわけでございますが、及びこのデジタル区分に関わる詳細につきましては、本日後ほどになりますが、人事委員会の事務局からプレスリリースが、記者クラブの皆さんへ棚入れをすることにしております。詳細はそちらをご覧いただければと存じます。
予定をしておりました発表項目は以上でございますが、せっかくの機会ですので、実は私が就任しましてから180日を過ぎました。言わば6か月、半年を過ぎたということであります。一つの節目かと思っております。若干この半年についての私なりの思いをお話しておきたいと考えております。
11月、昨年2020年の11月9日に就任をいたしました。そして就任早々にですね、北陸新幹線敦賀延伸工事が1年半ほど遅れる、かつ経費が2,900億円増嵩するという、とても驚くべきニュースが飛び込んでまいりました。北陸新幹線建設促進同盟会の会長職を就任と早々にいただいておりますが、その立場から至急に石川、福井両県の知事さん、それからまた各県の県議会議長さん、また北陸経済連合会の会長さんにもお声がけをして、東京への要望活動に行ったところでございます。それが就任早々でございます。
そして、引き続き、令和3年度、新年度予算の予算編成方針を職員の皆様にお出しをしました。そして、新型コロナウイルスがやはり12月の末から1月の中下旬にわたりまして、また感染の拡大を見せました。
12月のまた下旬には砺波で地滑りがあるという事案もありました。
そして年が明けたら、皆さんもご記憶に新しい大雪でございます。本当に記録的な大雪で、県内の交通が大変に混乱をして、結果的に県民の皆さんに大きなご負担をかけたと、ご苦労をかけたということになってしまいました。
また、1月にはもう一つ大きな、富山県では初めての事案としまして、高病原性鳥インフルエンザが小矢部の養鶏場で発生するという事態にも直面をいたしました。
などなど、このように就任早々、様々な危機管理事案が本当に次々に発生したということでございます。実は、今年の1月には自衛隊の災害派遣を2度お願いをしたところでございます。1回は、大雪に伴い、東海北陸自動車道で立ち往生した車の救出の事案に関して、そしてもう一度は、先ほど申し上げました高病原性鳥インフルエンザの14万羽に及ぶ鳥の殺処分を含む防疫措置についてでございます。富山県として自衛隊に災害派遣要請をしたのは40年ぶりということでございます。40年ぶりに1月に2度も自衛隊の災害派遣を要請することになったということ、これをもってしてもこの半年、様々な危機管理事案があったことの一つの証左ではないかというふうに思っています。このようなことを県の職員の皆さん、またマスコミの皆さんのご協力も得ながらですね、一つ一つ対応してまいりました。
その中で、改めて富山県知事としまして、県民の皆様の暮らしと命を守る、そのような責任者であるということを改めて強く認識をしたところでございますし、またこの役目を全うしていくことについて新たに決意をしたところでございます。
そのような対応をしながら、一方でビヨンドコロナを見据えてやはり政策としてやるべきことも進めてきたつもりでございます。
1月には、「ワンチームとやま」連携推進本部会議第1回目を15人の市町村長さんご参加の下、開催することができました。また、2月の19日には、富山県成長戦略会議の第1回目の会合を行うことができました。そして、当初予算の編成も着々と進め、重点政策や88の具体策について予算に盛り込むことができました。そしてロードマップも作成し、これを公表することもできました。さらに、これらの政策をスピード感を持って進めていくための新しい組織体制も4月1日からスタートさせております。この中には富山県として初めて複数の副知事さんを置くことによって、よりスピーディーに、そして多方面と同時進行で様々折衝がするようなことも可能になったということでございます。
この間、改めまして県の職員の皆さんには住民目線をしっかりと持つ、スピード感を持ってやる、また現場を大切にする。そのようなことを就任以来、繰り返し繰り返しお願いをして、今ようやく少しずつ富山県の職員の意識も変わりつつあるというふうに思っております。私が言うだけではなく、県職員の皆さん一人ひとりが変えていこう、そんな気持ちを今持って、持ち始めてくれているというふうに思っています。
ただ、そんな中ですね、4月の16日には最大6名になる不適切な会食をするということで、県民の皆さんには大変に失望をさせました。県庁にもたくさんのお叱りのメールや電話もいただいたところでございます。そのように大変に不快な思いをさせてしまったことを心から申し訳なく思うとともにですね、併せて、職員の皆さん頑張ってくれていたのに、私のこの不用意な軽率な行動によって、大変に職員の皆さんの仕事をやりづらくしてしまったことになったと、これも大きく反省をしているところでございます。
しかし、それを皆さん乗り越えて引き続きしっかりとこの知事と共に、支えながら仕事をしていこうという思いで今やっていただいていることは、本当に改めて感謝をしているところでございます。この半年を手短ですが、振り返ってみました。
私からは冒頭、以上でございます。
<記者>
新型コロナウイルスに関して2点お伺いさせていただきたいと思います。
1点目ですが、一応新聞報道で石川県の谷本知事から新田知事宛てに医療提供体制面での協力の要請があったというふうな報道がありました。このことに関しまして、谷本知事から新田知事にありました要請の内容と、知事からの要請に対する新田知事の回答、また今後富山県としてどのように対応していくかについて、まずはお聞かせください。
<知事>
少し正確に言いますと、私のほうから谷本知事に御連絡をしたところでございます。連日、石川県も大変な危機的な状況、また独自の緊急事態宣言も発出されているという状況にあることを承知しておりますので、隣県の知事として、また先ほど申し上げた北陸新幹線のことなど、本当に共に手を携えながらやってきた隣県の同僚としまして、ぜひこの難局にしっかりと立ち向かって乗り越えていただきたい。そのような私からの気持ちをお伝えしたかったことでございます。
その中で、もし本当にこれ以上もっともっと石川県の状況が大変になるようなことがあったら、そういう医療の面での協力も要請することがあるかもしれせん。その際には事務方同士でしっかりと詰めていきましょうと。そんなことで昨日の電話会談は終わったことでございます。
いずれにしましても、本県も決して予断を許す状況ではありません。ましてや呉西のほうからは石川県、金沢、あるいは石川県に通勤通学されている方もたくさんおられるわけですから、決してこれはお隣の出来事ではなく、富山県にも波及することがあり得るという想定の下で富山県もいるわけでございますから、まずは県内の感染拡大防止にしっかりと努めていく、これがまず私たちが富山県としてやるべきことでございます。それから、これまでもコロナについてはそういうことですが、万が一そういうことになったら、またお話合いを進めましょう、検討しましょうということですが、一般の、救急医療などにつきましては、これまでも現場レベルで協力し合ってきたところでございます。それはこれまでも連携をしてきたところだということでございます。ただ、コロナになりますと、やはり受入側としても少しハードルが上がりますので、このような場合はまた、万が一より感染状況が厳しくなるという残念な状況になった場合は、またお話をしたいと考えております。
<記者>
もう1点、コロナに関連してお伺いさせてください。
政府のほうから、4月30日に各都道府県知事宛てに山梨モデルなどの第三者認証制度、飲食店などにおける第三者認証制度の導入についてという事務連絡があったかと思うのですが、そちらの導入の検討状況などについて、政府のほうからその事務連絡で5月11日までに一度報告をお願いしますというような連絡になっていたかと思うのですが、現時点でそういった第三者の認証制度というのは県としてどのように現状考えておられるのか、改めてお聞かせください。
<知事>
これまで何度か、こういう場でも申し上げましたが、4月以降の言わば第4波の感染、本県での感染状況を見ますと、飲食店で感染が拡大したという事例は実は割合としては少なくなっています。昼夜合わせて8.5%が飲食店利用からの感染が疑われるケースと、私どもとしては分析をしているところでございます。これは、ひとえに県内の飲食店の皆様が感染防止対策に本当に真剣に取り組んでいただいているということ、その表れであり、飲食店の皆様に改めて、この場を借りて努力に感謝を申し上げたいところでございます。
それで、今おっしゃった第三者認証制度、いわゆる山梨モデルというものが今一つのよい好事例ではないかということで、政府でも4月30日付でそのような事務連絡が出されたということでございます。そして、それに対しての様々な財政的措置も準備をされているという連絡も来ているところでございます。
本県として、この第三者認証制度を実施する場合は、対象とする施設の範囲ですね、いわゆる飲食店、それからカラオケはどうするんだ、あるいはいわゆるスナックという業態はどうするんだなど、その範囲を含めてですね、検討すべき事項がいろいろあると思っています。
そして何よりもですね、参加されるお店の皆さんが、対象となるお店の皆さんがやはり喜んで参加していただける、賛同していただける、そのような制度設計も必要だというふうに考えています。
ですから、今しばらく他県の状況などもしっかりと検討し、山梨、ほかにも倣ってやられたところなどの好事例もしっかりと参考にしながら、勉強しながら、これまでもコロナについていろいろと御意見を伺っております有識者の皆さんの御意見も参考にして、よりよい富山県モデルのような制度にできないかということを今後検討していきたいと考えています。
いずれにしましても、しっかりとした感染防止対策が商売繁盛につながるということは、これは飲食店の皆様も本当に御理解をいただいていること、そしてそれを本県の事業者の皆さんは本当によく実践をしていただいていること。それがこの飲食由来の飲食場所由来の感染の広がりが本県では非常に少ない割合であるということにつながっているんだというふうに思います。このような本県の現状も、特色も考え合わせながら、今の認証制度について検討をしていきたいと考えています。
<記者>
今の質問に続いて、コロナについて2点教えてください。
厚労省から、大規模な接種会場の設置について補助金が出るということが報告されていて、県としてどうするかの意向調査の回答が、返事が明日までということなんですけど、先日、知事も囲みの取材でおっしゃっていましたが、検討するということだったんですが、その後、お話はどうなっていますでしょうか。
<知事>
そのような事務連絡が来ていることはもちろん事実でございます。
先般ですね、菅総理大臣がこの7月までの高齢者へのワクチン接種を完了させるためには、これはもう頭の体操ですが、割り算をしてみますと、1日100万回ということになりますねということをおっしゃって、これを目指すということをおっしゃいました。総理の御発言ですので、富山県でそれを受け止めますと、ちょうどやっぱり1%の1日1万回ということになります。これはなかなか高いハードルでございますが、まずは第一義的にはこのワクチン接種の実務は市町村が担われることですから、今市町村が一生懸命その7月完遂を目指して積み上げていらっしゃるところでございます。この状況も今、取りまとめをする立場としてお話をうかがっているところでございます。
一方で、市町村も本当に限られたマンパワーで、もう高齢者ワクチン接種始まっていますから、それとともに、今後の計画なども詰めておられる一方で、接種の入力などもしなければならないなど、大変な状況にあられます。それを今お聞き取りしているところですので、このような状況を見ながら、万が一7月完遂に齟齬を来すようなことがあるとしたら、やっぱり県としては後押しをする意味で、集団接種の会場などを設定する必要があろうかというふうに考えているところです。
あくまで市町村が今やられる状態、これをしっかりと見極めながらということです。ここでやはり注意をしなければならないのは、医療従事者、限られたリソースです。これを市町村もしっかり、大変な思いをして人材の確保に努めておられる中で、そこに県が割り込んでですね、そんなリソースを集団接種のために取っちゃう、そんなことがあっては絶対いけないわけですから、ここは一番注意をしなければならないところだと思います。
ただですね、昨日、富山県医師会の馬瀬会長とお話をさせていただきました。このような7月高齢者(ワクチン接種)完了ということ、大変に高いハードルに向けて市町村が頑張っておられますということ、その実態もお話をして、県の医師会として、また群市医師会にも話をぜひ下げていただく、医師会の全面的なこの7月完遂に向けた御協力のお願いをしたところ、馬瀬会長からは全面的に協力をするというふうに力強いお言葉もいただいたところです。
<記者>
すると、各市町村さんの動きを注視して。それに対して補うものがあるんだったら検討していくということでよろしいですか。
<知事>
そうですね。
<記者>
ありがとうございます。もう1点、関連してなんですけど、富山県の高齢者のワクチンの接種数が全国で最下位と、7日の時点で1,471件、医療(従事)者が9日の時点で4万2,755件、隣県の石川、福井と比べても、石川県は(高齢者接種数が)1万414人、およそ10分の1以下になっているんですが、その状況に対して、どう受け止めていらっしゃいますか。
<知事>
はい、そういう意味じゃ、皆さんに御心配をいただいているのではないかと思います。ただ、少し説明をさせていただくと、接種が終わった状況は国で用意されたワクチン接種記録システム、VRSと称しておりますが、そこで集計をされてまいります。表れているデータはその結果を都道府県別にマスコミでもお使いなんだと思いますが、このシステムにですね、実は本県の市町村では大変に繁忙を極めておられるので、まだ入力できていない分があるということが一つございます。それと、やはり当初の予定はまず医療従事者に、そして、医療従事者をしっかり接種終わった後で高齢者にという流れを想定していたんですが、現実はワクチンの量の関係でそうなっていないということですが、本県としてはやはりまずは医療従事者を少しでも多く接種をしていただきたいということで、高齢者用のワクチンを言わば転用させていただいているということも、これはもちろん横取りするのではなくて、市町村に御理解をいただいた上で、県として医療従事者用に転用させていただいておるという実態もあります。
その結果、表れる数字がちょっと低いのではないかということでございますが、これは今後十分な量のワクチンが届いてくる予定ですから、来週以降ですね、それでリカバーをしていけるものだというふうに思っています。
一方で、医療従事者の接種につきましては、これは全国的な平均よりも高く進んでいるということでございます。特に、医療従事者の中でも医師の皆さんをもちろん最優先してやっておりますから、そのような接種率も全国平均よりはかなり高くなっているということはぜひ御理解をいただきたいと思います。
<記者>
今の質問に関連してなんですけども、ワンチーム連携推進本部会議について、先日、自民党系の議員さんの会合のほうで、近々という話をされておられましたけども、ワクチンの接種、来週からいわゆる供給量も増えるというお話、知事されておりましたけども、本来もっと早く、市町村の話を聞くという意味ではやるべきものだったのではないかなという気もするのですが、そのあたりいかがでしょうか。
<知事>
実は、次のワンチーム連携推進本部会議は5月14日の金曜日に皆さんとの調整がついて、開催の予定でございます。メインの話題はまさにワクチン接種のことでございます。やるタイミングについてですが、やはりこれは先般の全国知事会でも本当に47人久しぶりに全知事の参加でございましたが、皆さん、口々におっしゃったのはやはり国に対するクレームといいますか、不満の声を皆さんおっしゃいました。これはひとえにワクチンの量の問題、それから何よりも予定が立たないということですね。このようなこと、もちろん国も一生懸命御努力をされていることは重々承知をしながらですね、都道府県があり、実際にまた接種を担っていただく市町村の皆さんは、そのたびに実は振り回されているわけです。実は今般もですね、直近でも10日の週には大量に供給できるということだったのですが、それも実はちょっと延期になりました。また、第一線では混乱をしているわけですが、そんな状況の中でのこのワンチーム会議なので、やっぱり一番効果的なときに、皆さんある程度情報を持った中で集まっていただこう、会議をしようということだったんで模索しておりましたが、今般その5月14日金曜日に開催することになったということでございます。
<記者>
最初に知事、就任から半年ということで、御発言あったと思うのですが、まず自己採点、いわゆる何点かということと、最も苦労された点1つ上げていただきたいのと、逆にうまくいったこと、これも1つ上げていただけますでしょうか。
<知事>
採点につきましては、もう皆さんにお任せすることだというふうに思います。とても自分で採点できる、何しろまず、私は就任半年の新米でございますし、富山県としては本当に50年ぶりに中央官庁の方ではなく、民間から出た変わり種でございます。自分でそれを採点できるはずもなく、これはひとえに長年この世界に関わってこられた皆さんにお任せをしたいと思います。
<記者>
いわゆる最も苦労した点、これを一つ。
<知事>
そうですね。やはりこれはこの新型コロナウイルスとの闘いであります。人類の歴史の中では、感染症との闘いというのは何度もあったということはよく言われることですが、今生きる者としては初めてございますし、ましてやこの危機管理の責任者としては初めて直面していることであります。そして、特にここのところは特に変異株ということにも直面をすることになっています。この変異株についてもまだまだどういう特徴、あるいはパフォーマンスというのは、らしいということは言われていますが、はっきりしていません。これも今手探りで対応しなければならない。これは一番苦労していることでございますが、でもうちの感染症対策チーム、この4月からまた強化をしているところでございますが、本当に献身的な努力をしてくれています。実はゴールデンウイークの間も毎日毎日全員出てきています。私もいても立ってもいられずに、何度か、役には立ちませんが、様子を見て、邪魔をしていたかもしれませんが、みんなを激励していたところですが、そんな頑張りにおいて、この目に見えない、また前例のない、そのようなウイルスという敵と闘ってはいますが、これはやはりとても大きな課題だと捉えながらやっているところでございます。
ただですね、現在32名の方がこのコロナウイルスで命を落とされました。これはその中でもとても悲しいことだというふうに考えております。
それで、これは直接的に亡くなられた方々ですが、言わばコロナ関連死というような方々も多数おられると思います。例えばですね、コロナで1か月入院していたと、コロナは治癒して退院できたけども、この1か月の入院の中で体力が落ちてしまったり、あるいは気力が萎えてしまったりということで、程なくして亡くなった方もあります。そんな方も入れると本当にもっとたくさんの人数になるのだと思うのです。これが本当に心痛むことでございます。
<記者>
うまくいったことを、これは何か一つ。
<知事>
そうですね、これもあんまり自分で満点のことはないかもしれませんが、強いて言えばですね、富山県で初めての高病原性鳥インフルエンザ、あれにつきましては、もちろん先ほども申し上げた自衛隊の皆さんの献身的な御努力、また県庁職員、また小矢部市の職員、またJAの皆さんの本当に総がかりでの防疫態勢の実施、これで広まることなく、もうこれでゴールデンウイークも過ぎましたので、今回のシーズンは何とか終えたものと思っています。ですから、大きな広がりもなく、養鶏場だけで抑え込むことができたということ、これは及第点をいただいてもいいのではないかというふうに思います。
<記者>
大きく2点お伺いいたします。
1点はオリンピックの聖火リレーについてなんですけれども、全国各地で、公道を走ることを中止するなど、規模を縮小する動きが相次いでいるんですけれども、富山県としてこの聖火リレー、6月にありますけど、どういった形で開催するかというのをお考え、お伺いできますでしょうか。
<知事>
はい、これも皆さんも報道されているようにですね、これまで聖火が通過した、要は聖火リレーを終えられたところでは様々な対応が取られているところです。
一番厳しいのが直近の福岡県ですね。福岡県では公道での聖火リレーは全部なしと、そしてセレブレーションという最後の点火セレモニーですね、夜の、これも無観客で実施という、これがこれまでの中で一番厳しいやり方です。その次となりますと、大阪や岡山、兵庫などでは公道での聖火リレーは取りやめ、でも、セレブレーション会場内で、大阪ですと、大阪城公園、そこで無観客で聖火リレーは行ったということ、これがその次でしょうか。さらに言いますと、そうですね、聖火リレーの取りやめ、さらにセレブレーションは無観客でやる。このような幾つかの段階で対応されています。
富山県の場合の話ですけども、今も日々それらの状況を見ながら、それでも各市町村としっかりと連携を取りながら、準備をして進めているところです。できることならば、せっかくの準備をしてきたこと、そしてオリンピックという4年に1回のスポーツの祭典に向けての、大きくこう機運を盛り上げていく大切な行事ですから、6月2日、3日、できることなら予定どおり進めたいという前提で準備を今やっているところでございます。
ただ、このコロナ感染拡大の防止ということは、これは一方で大切なテーマでありますから、このあたりしっかりと見据えながら、ぎりぎりまで実施をする方向で準備は積み上げていきたいと考えております。
でも、やはり実施されたところを見ますと、やはり走られる方の笑顔、あれでやっぱりとてもみんな勇気をもらうと思うのですね。そんなことをぜひ富山県でも行えたらと思います。
このような厳しい中でも2年ぶりにチューリップフェアが開かれました。幸い混乱もなく、会期を終えておられます。これはやっぱりしっかりとした時間と空間における密を避けるという、夏野市長以下、砺波市の周到な準備の結果、そんなようないい終わり方になったのだというふうに理解をしております。あのときのブルーインパルス、これでやはり大変多くの方が勇気を得たということはいろんな場で発言も聞いています。ああいうことがやはり富山でも、この聖火リレーということでまたできて、富山県民の皆さんに明日に向かっての勇気を与える、そういう場づくりを何とかしてやれればというふうに思いますが、繰り返しになりますが、感染拡大の防止はしっかりと取り組んでいきたいと考えています。
<記者>
もう1点ですけれども、政府が7月末までに高齢者向けのワクチンの接種を完了させるという目標を出しておりますけれども、各自治体でやっぱり7月末までに終えるというのは難しいという声が結構全国的には多いところもあるんですけれども、遅々として、率直にこの7月末までにワクチン接種を終えるという目標についてはどういうふうに受け止めていらっしゃるのか、そして国から何か具体的に7月末に終えるように指示だとか、具体的に何か、国からの要請というのは出てきておりますでしょうか。
<知事>
そうですね。まずは、このコロナとの闘いを終息させるためには、もちろん基本的な感染予防対策、感染防止対策というのは日々我々やっているし、マスクも、今外していますが、皆さんマスクしていますが、ごく普通のことになった。はじめ、手洗いや換気やら、あるいは密を避けるというようなことは本当にもう身についているのですが、でも最後の最後はやっぱりワクチンの接種、そして国民の多くが抗体を得るようになる。それで初めて終息と言えるわけでありますから、その日を一日も早く実現をするということがやっぱり今の国家的な課題だというふうに思っています。
ただ、漠然として、それも早くやりましょうねでは、やっぱり物事をやるときにはなかなか進みませんので、そういう一つの通過点として7月末までには65歳(以上の接種)は完了しましょうねという、これは総理のやっぱり政治的な御決断だというふうに思います。やっぱりそれをしっかりと受け止めて各地方でも、各地、富山県でもそれに呼応していきたいというふうに考えております。
各都道府県、それぞれ状況があります。それぞれで今一生懸命取り組んでおられることというふうに思います。そして場合によって、厳しい市町村があるならば、やはり都道府県がサポートに入る、冒頭の質問にもありましたが、そのようなこともしっかりとにらみながら市町村をサポートしていくということが必要だと思います。
そういう意味では、私はこの7月(末)に完遂をするという一つの通過点としての目標、これについては富山県としても最大限の努力をしていきたいと考えています。
<記者>
今日の朝午前7時頃、高岡高校の敷地内で成獣の熊1頭が発見されました。既に駆除されていまして、けが人は確認されていないということですけれども、市街地での出没ということでもあり、生徒ですとか、保護者の不安は大きいと思います。県として、生徒の安全確保など、対策強化は考えておられますでしょうか。
<知事>
朝一でこういうメールが入りまして、大変に驚くとともに、でも大きな、人身の被害がなく、今日のことは収束できたことはとてもほっと胸をなで下ろしているところでございます。高校につきましては、本日は高岡高校につきましては臨時休校ということ、そして市内の小・中学校につきましても登校時間を繰り下げるということ、また保護者の皆さんには送迎をお願いする。また安全パトロール隊、教職員の登校の見守りを実施していただくという対応をお願いし、それぞれ実施をされたところでございます。
しばらくはやはり、ここに限らずですね、高岡のこの町中で起きたということが県内のほかの地域でも起きる可能性はあるわけであり、今まさに冬眠から出てくるところでございますから、当面各学校でそのような緊張感のある対応をいただくように、教育委員会からもお願いをしていくことにしていただきたいと思っています。
<記者>
もう1点、新型コロナの関連ですけれども、新型コロナウイルスの感染拡大で宿泊施設、引き続き厳しい状況にあると思うのですけれども、昨日の県議会の地方創生産業委員会で、委員の方から宿泊客が安心して泊ってもらえるように、先ほど飲食店の話もありましたけれども、山梨モデルのように、その宿泊施設側の対応を見える化してはどうかという意見があり、担当課の課長さんは検討していくという話だったんですけれども、そういったことに対して、知事としてはどのようなお考えでいらっしゃいますでしょうか。
<知事>
いつも申し上げている感染拡大防止対策と社会経済活動(の両立)、今の場合経済活動を極力回していく。この狭間で物事を考えて判断をしているところでございます。この宿泊業界も今大変な苦境に引き続きあるということでございます。ただ、これまでも宿泊の業界につきましては、自主的な業界のガイドラインがしっかりしておりまして、前、たしかこんな冊子をお見せしたことがあると思いますが、業界のガイドライン、本当にこれを重視してやっておられます。
ですから、いまだかつて宿泊施設からクラスターが出たとかいう、クラスターどころか感染者が出たということはまだない、私の知る限りありません。それぐらいしっかりとやっていただいているところでございますが、今回、このようなステージ2の中ではございますが、地元で愉しもう!とやま観光キャンペーンというものをあえて実施をします。ただ、やはりこういう時期なので同居の家族との御旅行に限定させていただきます。これは1名の利用も含めてですが、そういった条件をつけての実施でございますが、でもやはりコロナ禍の中でも県内のよいところをぜひ知っていただく機会にもしていただきたいということで、これを実施しているところでございます。
この際にですね、改めて、各参加いただく宿泊業者さんには再度の感染対策の徹底をお願いし、そしてそれぞれに、今までも十分ガイドラインに沿ってやっていただいているのですが、今回このキャンペーンを機にもう一回、再度自己チェックをお願いしたいということでございます。そして、その第三者認証のようなこと、これももちろん意味のあることだと思います。そうやって、まだまだ漠然と危ない、怖いと思っていらっしゃる方に、言わばお墨つきがあれば、より安心してお泊りいただける方も増えるとすればですね、そのような見える化というのは一定の意味があるかというふうに思います。これにつきまして、検討はしていきたいと考えています。意義のあることだとは思います。
今の地元へ泊まろうキャンペーンですが、初日でですね、約2,000万円分のクーポンが売れました。このような厳しい中ですが、皆さんやはり県内の旅行業を応援しよう、また県内のよさを知ろうということでお買い求めいただいたのだと思います。滑り出しはよいのではないかと理解しています。
<記者>
先ほど、聖火リレーについての質問がありましたけれども、それに関連してお聞きします。
聖火リレー、例えば公道での実施であったり、無観客にするかどうかなど、何か現在ステージ2ということなんですけれども、例えばステージ3になってしまった場合は中止するなど、何か県のほうで判断の基準を今設けていらっしゃる場合、それについて教えください。
<知事>
これは、最終的には私どもが決定することではなくて、決定はあくまで組織委員会が決定でございます。私どもとしては地元の状況をお知らせしてということになります。それで、やはり一概にステージ2でも難しい場合もあるかもしれませんし、ステージ3などどうだということまでは、今は特に決めてはいません。やはり総合的な判断になろうかと思います。
<記者>
もう1点ですが、ステージ2に引き上げてから、3週間程度経過すると思いますけれども、改めて県内の感染状況について、知事自身、どういうふうに感じていらっしゃるかということと、今後のステージの移行の判断ですね、見通しについて今考えていらっしゃることがあれば、お聞かせください。
<知事>
直近のデータを申し上げると、5月3日から9日までの1週間の1日平均、トップはですね、56名の感染者が確認されました。その前週、4月26(日曜日)から5月2日は103名ということでございますから、そういう意味では新規に確認された感染者は少し減ったということでございますが、連日やはり10人を超える新規感染が確認される日も続いていることでございます。結果、入院者数も指標の50%超えのところで高どまりをしているという状況が続いています。
そういうような状況ですから、やはり今もまだその状況は見守らなければならないと考えているところです。
それでこれは先般も申し上げましたが、ゴールデンウイークが終わって、5日までゴールデンウイーク、それから感染潜伏期間を考えますと、2週間ですから、19日、20日頃まではしっかりと見届けたい、なければならないと考えておりますし、引き続き県民の皆さんにはこの2週間、緊張感を持ってぜひお願いしたいということでございます。
<記者>
今まで出た質問に関連して2点お伺いしたいのですが、まず1点目は、石川県独自の緊急事態宣言で知事言われたとおり、県内からも通勤通学が多いということですけど、その方々への感染対策、例えばテレワークをできるだけ呼びかける等々、具体的なその対策の呼びかけ等についてはどのように考えておられますでしょうか。
<知事>
そうですね、テレワークについては、第1波、2波に比べると少し実施率は下がっているのかな、ただ、これはテレワークに限らず、いわゆるあまりいい言葉じゃないですね、自粛慣れとか、あるいは東京大阪などでいうと、緊急事態宣言慣れというようなことがやっぱり国民、あるいは県民の皆様の中にあるのかもしれません。ですから、改めて、特に今先ほど申し上げたように、ゴールデンウイーク前にはステージ2に上げたわけでありまして、そして期間中、また今の時期、改めてこの高い緊張感をぜひ続けていただきたいということを、これはもうお願いをし続けるしかないと考えております。
石川県との人の流れについても、やはり愚直にこのことをお願いし続けるしかないかなというふうには思っています。
<記者>
もう1点、聖火リレーの後、7月のオリンピックの本大会の実施について、現段階の新田知事の考えとして、観客有りなしも含めて、どういったような形が望ましいと思われますでしょうか。
<知事>
やはり4年に1回、全世界が注目して、そしてこれまでの例でも様々なドラマが生まれ、それからオリ・パラ含めてですね、そこから多くの若者からお年寄りまで勇気を得る、そんなイベントですから、極力、普通の形で実施をしていただきたいと願いますが、そこからはやっぱり引き算だと思うんですね。やはり状況を見ながら、なかなか100%のコンプリートな形では現状既にできなくなっていると思います。なので極力引き算が少なくて済むような形での開催を望んでいきたいと思います。
<記者>
感染が急拡大した石川県から得られて、富山に活かせるような教訓みたいなことというのは何かありますでしょうか。
<知事>
これは、昨日谷本知事ともお話をした中でも、私もまさにそのことを伺いました。そして今本県での感染症対策チームの肌感覚とも一致するなと思ったのは、やはり変異株の怖さであります。
これはまだ本当に科学的なデータはイギリスでちょっと出たぐらいだと私は理解しておりますが、やはり感染力が強いのだと思います。これまでなら3密で防げたかもしれないことが、そうじゃなくなってきたというようなことも見られているとこ、いわゆる卑近な例がバーベキュー感染であります。本県でも散見されますが、石川県では大変多くのバーベキュー感染が見られている。クラスターともおっしゃっていましたが、バーベキューでもクラスターが生じているようであります。そんなことがあるということでございます。
それから、重症化のこともおっしゃっていましたが、これは本県の肌感覚では、重症化については今のところこれは幸いですが、あんまり見られていません。若年層での重症化というところまでは、我々の肌感覚ではないというのが今のところの実感でございます。
今の質問の答えに戻りますと、やっぱり変異株ということです。ただ、どうできるかということですが、やはり基本的な感染対策の徹底、それから3密を避けたということで安心しないということ、1密、2密も要注意ということ、これも大きな教訓だと思います。
<記者>
もう1点コロナに関してなんですが、コロナで死亡した人の発表の仕方についてなんですけれども、ここ最近2人続けてですね、亡くなった方が重症者ではなかったという説明がありましたが、じゃ一体中等症だったのか、軽症だったのか、無症状だったのかという説明はなされていませんし、亡くなった場所も病院なのか、それとも療養型のホテルなのか、自宅なのかということも全く説明がありませんので、逆に情報が少ないと不安に感じている方が多いと、私どものほうにもメールがこう、届くんですけれども、なのでもう少しこう、発表の仕方を幅広にしていただけないかという、そういうお考えはありませんでしょうか。
<知事>
基本的にはやっぱりプライバシーのことということで必要最少限の情報提供にさせていただいているところです。
ただ、もし本当にそのようなお声が多いようでしたら、発表の仕方について検討も引き続きしてみたいとは思いますが、そうですね、ただ、人が亡くなられたことの詳細によって、それが県民の皆様に(とって)、それを知ることがどのような効果があるのか、ここについて、また、意見交換できればというふうに思いますが、やっぱりでもプライバシーということ、これは私どもとしては、発表する側としては一番に考えなければならないと思っています。
<記者>
検討する余地がありましたら、どうぞよろしくお願いします。
<知事>
はい。
<記者>
聖火リレーについて、1点お伺いします。
現状の富山県の感染状況を見てですね、聖火リレーもう1月切っていますけれども、公道でのリレーの実施とあとセレブレーションの実施、これに支障はないというふうにお考えでしょうか。
<知事>
これまでも、そのやり方については、市町村としっかりと意見交換をしつつ積み上げてきています。それを実践できればですね、今の状況でしたら実行は可能だというふうに思っています、今の状況でしたら。ただ、日々刻々また状況も変わると思いますので、これは先ほどもお答えしましたように、しっかりと見据えていきたいと考えています。
<記者>
公道での一般の方の(聖火)リレーの観覧についてはどうでしょうか。
<知事>
それは極力様々メディアで配信もする予定ですので、そちらでの観覧を推奨するということも、今までの実施のやり方の中に入れているとこです。
<記者>
ワクチン接種に関してなんですけれども、先ほどの御回答で、今後の接種の状況を見極めながら、7月(末)に高齢者に対する接種完了という目標に向けて県としても適宜後押しを各市町村にしていくということだったんですけれども、その後押しの決めるタイミングですとか、基準ですね、今のところ県のほうで何か考えている部分はありますでしょうか。
<知事>
それは、先ほど申し上げた5月14日に、このことに関してワンチームのミーティングをしますので、そこで皆さんの御意見も聞き、またそれぞれの計画もお聞きをする中で、どのような県として市町村への補完措置ができるのかどうかということを、聞き取りの後に考えなければならないと思います。
<記者>
では、その14日の会議の後に何かしら発表をされるとか、新たに検討の会議を開くとか、県の中でですね、そういった予定はあるんでしょうか。
<知事>
もちろんその実態を把握して、もしサポートする余地があるとすれば、そのためにその今回の会議をやるわけですから、必要な検討はその後することになると思います。
<記者>
もう1点だけ、そのワクチンについてですね、県からの各市町村の一番の後押しとしてはやはり供給量の確保になると思うのですけれども、それについて国への今後の働きかけですとか、7月末の完了までにあとどれぐらいが必要だと、富山県ではどれぐらいが必要だと(いう働きかけ)、そういった認識はどうでしょうか。
<知事>
高齢者の必要量は今回届く前提でこの7月(末)完遂ということを言っているわけですから、それについて今回はもう心配をしておりません。ただ、それをですね、やっぱり多分また隔週ぐらいで全国知事会を開きますので、その場を通じて、何度も何度もしつこいぐらいに、全国知事会の名前で国に対しては確認をしていくということだと思います。そして市町村の皆さんが心置きなく実際の接種事務に当たっていただけるようにしていくのが都道府県の役目だと思います。
<記者>
最後にもう1点、就任から半年ですけれども、選挙で掲げた公約でですね、まだ実現に届いていないもの、今後実現が必要になってくるもの、御自身でどうお考えでしょうか。
<知事>
実現したことはまだほとんど、そう多くはありません、半年ですから。
幸い、令和3年度の当初予算で予算措置ができるものについては予算を県議会で認めていただきましたので、これらを適時適切に執行していく中で、この公約の実現を一つ一つ果たしていければと考えます。
【資料1】令和3年度職員採用試験におけるデジタル区分の新設(PDF:76KB)
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