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更新日:2021年12月22日
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内容 | 動画 |
(※)発表項目なし 冒頭発言:新型コロナウイルス感染症について |
内容 | 動画 |
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特に発表事項はないのですが、私から年末、クリスマスもありますので、そんな時期に当たって一言、県民の皆様にお呼びかけをさせていただきたいと思います。
これから年末年始ということで、もちろん冬ですので、気温も低下します。ですから屋内での様々な催し事が多くなります。そして、クリスマスあり、あるいはお正月ありということで、何かと恒例の行事、人が集まる機会も多くなる、それから普段会わない、帰省されたりなどで、普段会わない方々と会う機会も多くなる、そんな時期です。
社会経済活動が活発化する時期になります。改めて、この機に当たりまして、県民の皆様には気を引き締めていただいて、順次、行動制限の緩和などをしてきましたが、やはりウィズコロナの時代、しっかりと感染に気を遣いながら、できるだけ社会経済活動は回していきたい、そのような趣旨でやっていることでございます。
これから人の流れが多くなる時期に、ぜひ改めて気を引き締めていただいて、いつも申し上げることは一緒ですが、マスクの着用、それから手洗いの徹底、あるいは消毒液があるところは消毒をする、そして換気をする、それから3密といっていましたが、今はもう、そういう時期ではありません。ゼロ密です。密集、密閉、密接、どれも一つも避けていただきたい。それぐらいに気を遣っていただきたいと思います。
改めて、うつさない、そしてうつらない行動の徹底を、この時期、特に気をつけて、心がけていただきたいと心からお願いをいたします。
また、オミクロン株が海外では結構広まっているという報道があります。県内にも海外から帰国された方、この方々は、2週間の健康観察であります。特に、同じ飛行機から陽性者が出ていない方は、いわゆる濃厚接触者とはならずに、通常の帰国後2週間の健康観察の方もいらっしゃいます。ただ、海外でこれだけオミクロン株が広がっているという状況をぜひ踏まえていただき、もしかしたら自分は帰国したときは陰性であったし、また同じ飛行機に陽性者はいなかったけれども、もしかしたら感染している可能性はある、そのような自覚を持っていただきたい。14日間の健康観察中は、他者との接触を極力避けていただくようお願いいたします。
また、石川県ではクラスターが発生したという報道もあります。改めて、県内の医療機関、また、高齢者施設、障害者の皆さんの施設におかれては、しっかりと改めて感染対策を確認いただくように、注意喚起をこれからするところでございます。
冒頭、私からは以上です。
<記者>
3点あります。
まず1点目ですが、国土交通省が、建設業者の受注に関する統計調査について、書き換えですとか二重計上していたという問題がありました。これは行政の信頼を失墜させる非常に重い問題だと思っています。
これは、都道府県も関わっていたという話でありまして、先日、県の担当者に取材をして、国のお手伝いをしていたというふうなことでコメントはいただいていますが、改めて知事のこの問題に対する受け止めをお願いします。
<知事>
建設工事受注動態統計という統計で、これは基幹統計といって、本当に重要な統計の一つであります。そこで不適切な集計があったということは、もちろん存じています。
これは国交省の所管ですが、国交省の示された作業手順に基づいて県でも調査をしているということであります。その後、国交省の集計でダブりになるようなことだったということで、今回のことになっています。
国としては、今、第三者委員会を立ち上げて、再発防止に努められるということですけれども、建設工事受注動態統計の数値の信頼性に疑念が指摘されているということには、やはり県の責任者として、大変に遺憾に思っております。しっかりと第三者委員会を通じて検証していただきたいと考えております。
また、これまで調査に本当に真面目に、真摯に協力いただいてきました県内の建設企業の皆さんには、そういう意味では申し訳ないと思いますとともに、引き続き、どうか今後は適切に処理されるようになりますので、御協力はお願いしたいと思います。
<記者>
2点目ですが、黒部市長選についてです。
昨日、大野さんが次の選挙には出馬をしないというふうな表明をされました。新田知事は、ワンチーム会議などでいろいろな意見交換など、そういったこともあったと思いますが、まず受け止めをお願いします。
<知事>
人生の大先輩ですし、政治家としても先輩ですし、また首長ワンチーム16人の仲間の中でも先輩ですので、いろいろと御指導いただいたり、またアドバイスもいただいたりをしていたところです。
先般も、黒部市制施行15周年の式典がありまして、それにも伺い、私としても感激をして、改めて新しい黒部市、しっかりと今後も発展するように大野市長とともにやっていこうというふうに思っていた矢先でしたので、正直、とても驚いたのが事実です。昨日第一報を聞いたときにはとても驚きました。
今日、ちょうど、あいの風(とやま鉄道利用促進協議会)の会議がありましたので、大野市長もお見えでしたので、ちょっと時間を取っていただいて直接お話をしました。もちろん報道のとおりでありまして、誰にも相談せずに、本当にいろいろなことを考えて、特に黒部市の将来を考えて決めたということで、これは政治家としての本当に潔い身の処し方を御本人の口から聞いて、とても感銘を受けたし、しっかりと受け止めたいと考えております。
<記者>
大野さんに直接話をされたときに、知事からはどんなことをおっしゃいましたか。
<知事>
これまで本当に先輩としていろいろ御指導いただいたということ、でもあと4か月、共にワンチームしっかりやっていきましょうねと、そのように申し上げました。
<記者>
市長選については、来年4月ですけれども、現時点で自民党の市議会議員の方、お1人が出馬の意向を示しています。
知事は、現時点でその方を応援するお考えなどはありますでしょうか。
<知事>
いや、何度も繰り返された質問ですけれども、どういう構図かも分かりませんし、私は投票権がないものですから、基本的には見守っていきたいと考えています。
<記者>
滑川市長選のことですけれども、自民党の滑川市連が、昨夜、市長選についての態度を決定されまして、現職の上田さんと新人の水野さんから推薦のお願いが上がっていて、水野さんを推薦しましょうというふうに決めました。
一方、知事は、御自身の選挙で知事選ですけれども、上田さん、県内の首長では森富山市長とともに、上田滑川市長から応援を受けていらっしゃいます。これも構図が固まっていないといえば固まっていないのですが、上田さんを応援するおつもりはありますでしょうか。
<知事>
これも黒部市と同じことなのですが、ただ、今おっしゃったように、上田市長には昨年の(知事)選挙において、大変に親身になって応援をいただきました。ですから、出馬されることが確定しましたら私としては応援をしたいと思います。そして、先般、私の後援会、政治家としての新田八朗後援会の滑川支部も立ち上げていただきました。やはり滑川市のことはよく御存じなので、この方々とも相談をしていきたいと考えます。
<記者>
上田さんを今、応援されるとおっしゃったのですけれども、自民党市連、地元の自民党さんは、もう一方の方を応援されるというわけで、自民党さんとは別の方を応援するということになりますが、それは問題ないという認識ですか。
<知事>
選挙で受けた御恩は選挙で返すというのが、私は人の道だと思っています。出馬をされることが決まりましたら、応援したいと考えます。
繰り返しになりますが、滑川支部の皆さん、やはりよく事情を御存じなので、相談をしたいと思います。
<記者>
県内の大雪の対応について伺います。
先日の週末、今シーズンでは初めてまとまった量の降雪がありまして、県としても新しく定めたタイムラインにのっとって対応されたと思います。結果、被害などはなく、穏便に終わったと思うのですけれども、実際にタイムラインに沿って対応をしてみて、改善点など、もし見つかったことがあれば、特に人流抑制の効果など、振り返っていかがでしょうか。
<知事>
先週、気象台の予報があって、緊張感を持っておりました。タイムラインに従いまして、まさに出来たてほやほやのタイムラインに従いまして、今回は災害対策本部というその前段階の、県庁でいいますと課長さんクラスが集まります。もちろん、ほかの機関も集まっていただきましたが、そのトップは富山県庁の危機管理局長ですが、連絡会議を開催して、しかるべき手はず、手順の確認をしたところでございます。
幸い、今回はそう大きな積雪にならなかったということでございました。今回、災害級の大雪に関するタイムラインが、そういう意味では適時適切に活用できて、それに基づいて動けたということで、そういった意味の確認にもなったというふうに理解しています。
<記者>
特に、実際の降雪が予想されたより軽くて、結構車通りなどは普段と同じぐらいにあったと思うのですけれども、引き続き、その人流抑制について、県として早めにどういった発信をされるかというのも改めて伺いたいのですけれども。
<知事>
ぎりぎりまで、雪の最中も危機管理局長とは常にコミュニケーションを取っておりまして、私からのしかるべきメッセ―ジが必要なタイミングには、すぐに発出できるような準備はしていましたが、幸いそこまで至らなかったということです。
これもタイムラインに従って、場合によっては県民の皆さん、あるいは事業者の皆さん、それから業者の皆さん、それらに必要なときには、適時適切な段階でメッセージを発出したいと考えています。
<記者>
もう1点、同じく週末に、大阪のほうでビルへの放火殺人事件がありまして、大変な人数の犠牲者が出ているところで、これについては、緊急調査が県内でも始まっていると思います。昨日、富山市消防局のほうで調査がありまして、県内では181か所の雑居ビルなどが調査の対象になっていると思うのですけれども、県のほうで注意喚起も含めて、今後どういった対応を取られるかというのを教えてください。
<知事>
そうですね。25名の方が亡くなられるビル火災ということで、まずは心から御冥福をお祈りしたいと思います。
それを受けまして、総務省消防庁からも、各都道府県に対して、今回の火災建物と類似のもの、すなわち階段が1つしか設置されていない、また3階以上に不特定多数の人が出入りする施設が入居するビル、これらを対象に緊急に立入調査をするようにという通達がありました。
20日月曜日に、県から県内7つの消防本部に対して、立入り(検査)実施の指示を出したところでございます。それを受けて、対象の181棟のホテルや雑居ビルに対して、昨日から各消防本部が立入検査を開始したということであります。
消防設備の設置状況、また避難経路の確認、今回のように物が置かれていないかとか、そのようなことも不備がある場合には、改善の指示を出すことになります。いずれにしましても、県内施設における防火対策の徹底を、これを機に改めて、これまでも徹底はしてきたことでありますが、経年とともについ物が置かれているとか、その物が増えてくるとか、そんなこともあろうかと思います。これを機に、改めて確認徹底をしたいと考えています。
<記者>
基本的には、各消防局の担当になるとは思うのですけれども、もしその調査によって、不備のあった箇所が見つかった場合、県のほうから例えば指導に入るなど、そういったことというのはあるのでしょうか。
<知事>
ケースバイケースだと思いますが、基本的には各消防本部、消防局さんで責任を持ってやっていただけることと思います。
<記者>
冒頭、知事のほうから年末年始の感染対策の徹底ということでおっしゃられたと思うのですけれども、昨年は、例えば神社とか初詣の部分というのは、分散参拝をということをおっしゃっていましたけれども、今年はどういう形で、そちらは何か知事からメッセージなど発されることはあるのでしょうか。
<知事>
それはさっきゼロ密でお願いしたいと申し上げましたが、神社ですから密閉はない、密接もあまりないかもしれない、密集の状況が予想されるので、それは適切なメッセージを出したいと思います。
<記者>
去年ほどは強くは出されないということになりますか。
<知事>
今年はテレビカメラで、ライブ映像まで配信しましたが、今の足元の状況を見て、そこまでは必要ないのではないかと考えています。
(※)今回の会見資料はありません。
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