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更新日:2024年9月26日
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月岡芳年(つきおかよしとし・天保10~明治25/1839~92)は、江戸から明治へと急激に変貌する時代に活躍した浮世絵師です。
江戸に生まれた芳年は、12歳で武者絵の名手・歌川国芳(うたがわくによし)に入門し、腕を磨きました。社会制度や価値観などが大きく転換した幕末・明治の激動期には、得意とした師ゆずりの武者絵はリアルな戦闘画へと変化し、「血みどろ絵」「無惨絵」と呼ばれるシリーズが芳年の代名詞となりました。その後、歴史画、風俗画の大ヒットにより、人気浮世絵師への階段を一気に駆け上がったのでした。その大胆な構図、鮮やかな色彩、人物のアクロバティックなポーズは、現代のわれわれをも魅了します。
本展では、芳年のコレクションとして世界屈指の質と量を誇る西井正氣(にしいまさき)氏の所蔵品から、素描や版木、肉筆画などもあわせた200余点を紹介します。最後の浮世絵師と称された芳年の、巧みな技と豊かな想像力、卓越した画面構成のセンスをご堪能ください。
(展示作品の一部に、ショッキングな表現が含まれます)
企画展「芳年―激動の時代を生きた鬼才浮世絵師」ちらし(PDF:1,190KB)
企画展「芳年―激動の時代を生きた鬼才浮世絵師」出品リスト(PDF:430KB)
2023年9月15日(金曜日)~11月19日(日曜日)
月曜日(ただし9月18日、10月9日は開館)、9月19日、10月10日
午前9時30分~午後6時(入室は午後5時30分まで)
[前売]一般:700円
[当日]一般:900円(700円)/大学生:450円(350円)
富山県水墨美術館、富山新聞社、北國新聞社、北日本放送
株式会社アートワン
トヨタカローラ富山、東亜薬品、リードケミカル、日東メディック、富山信用金庫、ユニゾーン(順不同)
イベントの実施ならびに内容については、当ページおよび当館SNS、富山新聞等でお知らせいたします。最新情報をご確認の上、ご来館ください。
日時:9月23日(土曜日・祝日):午後2時~(開場は午後1時30分~)
講師:加藤陽介氏(練馬区立美術館主席学芸員)
会場:当館映像ホール
定員:50名(先着順)
日時:10月7日(土曜日)、10月28日(土曜日):各日午後2時~
講師:当館学芸員
会場:展示室1・2
日時:11月4日(土曜日):午後2時開演
会場:当館エントランスホール
日時:11月11日(土曜日):午後2時開演
会場:当館エントランスホール
オープン日(9月15日)および土日祝日に営業いたします。
お菓子は展覧会に合わせて変わります。【芳年展限定お菓子「鯉魚風」/9月限定お菓子「月百姿」(各日10個限定)】
営業時間:午前11時~午後4時
芳年展の開催にあわせ、茶室「墨光庵」の和室(座敷)を開放いたします。通常の茶室では、立礼席(椅子席)でお茶とお菓子を楽しんでいただいておりますが、今回はご希望の方はどなたでも、お座敷で初歩的なお茶の所作を体験していただくことができます。秋のひととき、展覧会に加え、数寄屋建築の第一人者である中村外二棟梁(小矢部市出身)が最晩年に手がけた茶室「墨光庵」での体験も合わせて、五感でお楽しみください。
これまでは、お茶室での催事など特別な時にしかご覧いただく機会がなかった、茶室「墨光庵」付属の茶庭(露地庭)を、期間・時間限定で通行いただけるようにしました。当館南奥の離れにあります茶室側自動ドアから外に出ていただきますと、午後5時までの間は西側の駐車場まで通り抜けが可能となります。ぜひご覧ください。
開放日時:毎年3月から11月まで(12月~1月の冬季期間は、茶室ともに休業)
時間帯:午前9時30分から午後5時まで
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