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更新日:2023年3月26日

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花のお江戸ライフ―浮世絵にみる江戸っ子スタイル|富山県水墨美術館

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  • 歌川国貞(三代豊国)《源氏六條の花》

現在の私たちにとって、浮世絵は江戸時代を代表する芸術ですが、その当時は広く庶民に支持されたメディアでした。

浮世絵が始まった17世紀後半頃は、「二大悪所」とされていた遊里と歌舞伎を舞台にした美人画、役者絵が主な主題として描かれ、18世紀後半には喜多川歌麿や東洲斎写楽らが登場し、黄金期を迎えます。

庶民文化が成熟する19世紀に入ると、人々の行動範囲や娯楽の対象はさらに広がり、浮世絵にも多彩な主題が見られるようになりました。

旅行ブームを背景にして生まれた風景画をはじめ、ペット、食、趣味といった現代の私たちの関心事と重なる主題が登場するのもこの時期です。

本展では、当時の江戸っ子が夢中になったブーム(流行)や日常の暮らしに寄り添った娯楽の数々をキーワードにして、葛飾北斎、歌川広重、歌川国芳などの作品約150点と当時の食べ物を再現した食品サンプルを展示し、「お江戸ライフ」の秘密に迫ります。

〈本展で紹介する主な絵師〉歌川国貞(三代豊国)、歌川国芳、歌川広重、葛飾北斎、喜多川歌麿、月岡芳年――ほか多数!

当館では、新型コロナウイルス感染症の拡大防止対策に取り組みながら開館しております。ご来館の際は、状況に応じて、感染防止の取り組みにご協力ください。

開催概要

企画展「花のお江戸ライフ―浮世絵にみる江戸っ子スタイル」ちらし(PDF:1,544KB)

会期

2023年4月21日(金曜日)~6月25日(日曜日)

  • 初日は開会式および関係者向け内覧会終了後(11時頃予定)から、ご観覧いただけます。

会期中の休館日

月曜日(ただし5月1日は開館)

開館時間

午前9時30分から午後6時まで(入室は午後5時30分まで)

観覧料

[前売]一般:1,000円

[当日]一般:1,200円(1,000円)/大学生:1,000円(700円)

  • ()内は20人以上の団体料金です。
  • この料金で常設展も観覧できます。
  • 小学校・中学校・高校等の児童・生徒及びこれらに準ずる方、各種障がい者手帳をお持ちの方は観覧無料です。
  • 大学生料金の対象は、大学、大学院、短期大学、高等専門学校(4学年以上)、専修学校(専門課程)、専修学校(一般課程の19歳以上)、通信制大学、放送大学となります。チケット購入時に学生証をご提示ください。
  • 前売券販売期間:3月10日(金曜日)~4月20日(木曜日)
  • 前売券販売場所:富山県水墨美術館、富山県美術館、アーツナビ(富山県民会館、富山県教育文化会館、富山県高岡文化ホール、新川文化ホール)、ローソンチケット(Lコード52597)、チケットぴあ(Pコード686-392)、大和富山店、魚津サンプラザ、庄川美術館(販売期間は美術館の開館期間に準じます)、砺波市美術館、高岡市美術館、高周波文化ホール(新湊中央文化会館)、アイザック小杉文化ホール・ラポール、西田美術館、黒部市美術館(販売期間は3月10日~12日、4月15日~20日)、黒部市国際文化ホール・コラーレ、入善町民会館・コスモホール

主催

富山県、花のお江戸ライフ展実行委員会(富山県水墨美術館、富山テレビ放送)

共催

北日本新聞社

企画協力

神戸新聞社

協賛

エルサカエ、北日本物産、ケンケン、姫野精工所(五十音順)

会期中のイベント

内容等は中止、または変更の場合があります。最新情報は当ページおよび当館SNS等でお知らせいたします。

スペシャルトーク「浮世絵にみる江戸っ子スタイル」

日時:4月22日(土曜日)・午後2時より

講師:中右瑛氏(本展監修者、国際浮世絵学会常任理事)

会場:当館展示室1・2

  • 申込は不要です。展示室1にお集まりください。
  • 聴講は無料ですが、当日有効の本展観覧券が必要です。

講演会「浮世絵と林忠正、19世紀末ジャポニスムについて」

日時:6月3日(土曜日)・午後2時より(午後1時30分開場)

講師:高頭麻子氏(林忠正曾孫、日本女子大学名誉教授)

会場:当館映像ホール

定員:50名(先着順)

  • 申込は不要です。ただし満席になり次第、入場を制限する場合がございます。ご了承ください。
  • 聴講は無料です。

お江戸のメイクアップ!紅さし体験

日時:4月30日(日曜日)、5月13日(土曜日)・各日午後1時から午後4時まで

会場:当館エントランスホール

協力:株式会社伊勢半本店【紅ミュージアム・株式会社伊勢半本店

  • 申込は不要です。
  • 体験は無料ですが、本展観覧券(使用済み半券可)をご提示ください。
  • 紅が無くなり次第、終了する場合がございます。ご了承ください。
  • 唇以外への試し塗りも可能です。(手の甲など)
  • 年齢や性別を問わず、どなたでも体験いただけます。

紅体験

ギャラリートーク

日時:5月4日(木曜日・祝日)、5月20日(土曜日)、6月17日(土曜日)・各日午後2時より

講師:当館学芸員

会場:展示室1・2

  • 申込は不要です。展示室1にお集まりください。
  • 聴講は無料ですが、当日有効の本展観覧券が必要です。

茶室「墨光庵」について

土日祝日および大型連休期間(4月29日から5月7日)に営業いたします。

お菓子は展覧会に合わせて変わります。本展会期中のお菓子は後日解禁します。

営業時間:午前11時~午後4時

おもな出品作品

口紅

  • 歌川国貞(三代豊国)《今風化粧鏡・口紅》

鈴木春信

  • 鈴木春信《見立塗桶の暮雪》

 

葛飾北斎

  • 葛飾北斎《冨嶽三十六景・尾州不二見原》

歌川広重

  • 初代歌川広重《東海道五拾三次之内・日本橋・朝之景》

 

歌川国丸

  • 歌川国丸《湯屋の前》(部分)

歌川貞秀

  • 歌川貞秀《新吉原京一丁目角・海老屋内・東路》

 

月岡芳年

  • 月岡芳年《風俗三十二相・むまさう・嘉永年間女郎の風俗》

歌川国芳

  • 歌川国芳《木曽街道六十九次之内・守山》

 

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お問い合わせ

所属課室:生活環境文化部水墨美術館 

〒930-0887 富山市五福777 

電話番号:076-431-3719

ファックス番号:076-431-3720

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