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更新日:2021年3月29日
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河井寛次郎(明治23年~昭和41年/島根県生まれ)は、生涯無位無冠を通しながら、近代の陶芸界に偉大な足跡を残しました。
中国・朝鮮の古陶磁の研究を踏まえて制作した、高度な技術が冴えた力強い作品。柳宗悦、濱田庄司らとともに活動した「民藝」の理念に基づき制作した、用と美が密接に結びついた作品。晩年期の何者にも捉われない自由奔放で個性豊かな作品など、河井の作風は自らが追い求める美の世界を創造するため絶えず変化しました。
本展では、京都国立近代美術館「川勝コレクション」より、初期から晩年に至る代表作140点を紹介するほか、河井寛次郎記念館より、河井が制作した木彫やデザインや愛用の品々を紹介します。
さらに、小森忍[こもりしのぶ](陶芸)、黒田辰秋[くろだたつあき](木工)、芹沢介[せりざわけいすけ](染色)、棟方志功[むなかたしこう](版画)など、河井と関わりの深かった同時代の作家の作品を併せて展示し、河井が創り出した個性豊かな世界を紹介します。
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