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更新日:2024年10月18日

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歌麿、北斎、若冲、蕭白、秋暉…魅惑の摘水軒コレクション―江戸絵画の奇才たち|富山県水墨美術館

摘水軒

  • (左)岡本秋暉《百花一瓶図》/(右)鳥文斎栄之《立美人図》/いずれも部分・後期展示・摘水軒記念文化振興財団蔵

豊かな文化が大きく花ひらいた江戸時代。約260年続いた太平の世の中で、人々の暮らしは大きく変化しました。美術の世界でも、武家の社会を後ろだてとした御用絵師たちが活躍する一方、経済的にうるおった町人社会では、生命力にあふれた新しい表現が次々と生まれました。多彩な文化が、武士と庶民、それぞれの社会で豊かに育まれていったのです。

今回の展覧会では、千葉県柏市の摘水軒記念文化振興財団の所蔵作品100点を紹介します。江戸時代、水戸街道に面して旧柏村に開設された私塾(文化サロン)「摘翠軒(てきすいけん)」で交友のあった知識人や文人墨客が残した作品をはじまりとする摘水軒コレクションには、岡本秋暉(おかもとしゅうき)をはじめ、菱川師宣(ひしかわもろのぶ)、鈴木春信(すずきはるのぶ)、喜多川歌麿(きたがわうたまろ)、歌川広重(うたがわひろしげ)、葛飾北斎(かつしかほくさい)、伊藤若冲(いとうじゃくちゅう)など、江戸期の著名な絵師たちの作品がそろっています。

この貴重なコレクションが首都圏以外でまとまって公開されるのは、初めての機会となります。江戸時代を代表する肉筆浮世絵のはじまりから黄金期に至るまで、さらに多彩な表現の広がりを見せる花鳥画など、奇才たちの競演をご堪能ください。

開催概要

「歌麿、北斎、若冲、蕭白、秋暉…魅惑の摘水軒コレクション―江戸絵画の奇才たち」チラシ(PDF:2,411KB)

「歌麿、北斎、若冲、蕭白、秋暉…魅惑の摘水軒コレクション―江戸絵画の奇才たち」作品リスト(PDF:466KB)

展覧会名

歌麿、北斎、若冲、蕭白、秋暉…魅惑の摘水軒コレクション―江戸絵画の奇才たち

会期

2024年9月14日(土曜日)~11月10日(日曜日)

前期展示:2024年9月14日(土曜日)~10月14日(月曜祝日)

後期展示:2024年10月17日(木曜日)~11月10日(日曜日)

  • 初日は開会式終了後(11時頃予定)から、ご観覧いただけます。
  • 前期展示と後期展示で、すべての作品が入れ替わります。

会期中の休館日

月曜日(9月16日、23日、10月14日、11月4日は開館)、9月17日、24日、10月15日、16日、11月5日

開館時間

午前9時30分~午後6時(入室は午後5時30分まで)

  • 初日は開会式終了後(11時頃予定)から、ご観覧いただけます。

観覧料

[前売]一般:1,200円/前売[前後期]セット:2,000円

[当日]一般:1,500円(1,200円)/大学生:1,200円(1,000円)

  • ()内は20人以上の団体料金です。
  • この料金で常設展も観覧できます。
  • 小学校・中学校・高校等の児童・生徒及びこれらに準ずる方、各種障がい者手帳をお持ちの方は観覧無料です。
  • 大学生料金の対象は、大学、大学院、短期大学、高等専門学校(4学年以上)、専修学校(専門課程)、専修学校(一般課程の19歳以上)、通信制大学、放送大学となります。チケット購入時に学生証をご提示ください。
  • 前売券販売期間:7月12日(金曜日)~9月13日(金曜日)
  • 前売券販売場所:富山県水墨美術館、富山県美術館、アーツナビ(富山県民会館、富山県教育文化会館、富山県高岡文化ホール、新川文化ホール)、北日本新聞社本社・西部本社・各支社・販売店、富山大和、BOOKSなかだ、文苑堂書店、明文堂書店、セブンチケット(コード106-451)、ローソンチケット(Lコード55529)
  • プレイガイドによっては、別途手数料がかかる場合があります。
  • リピーター割:本展半券(招待券及び無料の観覧券をのぞく)を総合受付でご提示いただくと、半券1枚につきお一人様のみ、団体料金でご覧いただけます。

主催

富山県、摘水軒名品展実行委員会(富山県水墨美術館、北日本新聞社)

監修

安村敏信(美術史家、北斎館館長、静嘉堂文庫美術館館長)

特別協力

公益財団法人摘水軒記念文化振興財団

協力

千葉市美術館、府中市美術館

協賛

医療法人財団五省会、東亜薬品、中曽根造園、日東メディック、ユニゾーン、リードケミカル(五十音順)

会期中のイベント

その他の関連行事の実施については、当ページおよび当館SNS、北日本新聞等でお知らせいたします。最新情報をご確認の上、ご来館ください。

講演会「美人画に見る衣装と暮らし―江戸初期からの移り変わり―」

日時:9月20日(金曜日):午後2時~(開場は午後1時30分)

講師:菊地ひと美氏(江戸衣装と暮らし考証家)

会場:当館映像ホール

定員:70名(先着順)

  • 申込は不要です。ただし満席になり次第、入場を制限する場合がございます。ご了承ください。
  • 聴講は無料ですが、当日有効の本展観覧券が必要です。

講演会「空間の美を訪ねて―水墨美術館の意匠と茶室から見えるもの」

日時:10月12日(土曜日):午後2時~(開場は午後1時30分)

講師:中村公治氏(京都・中村外二工務店代表)

会場:当館映像ホール

定員:70名(先着順)

  • 申込は不要です。ただし満席になり次第、入場を制限する場合がございます。ご了承ください。
  • 聴講は無料ですが、当日有効の本展観覧券が必要です。

ミュージアムコンサート「絃と出会う」

日時:10月13日(日曜日):午後3時開演

会場:当館エントランスホール

対談「コレクションの独自性と江戸絵画にハマるまで」

日時:10月18日(金曜日):午後2時~(開場は午後1時30分)

講師:寺嶋哲生氏(公益財団法人摘水軒記念文化振興財団理事長)、安村敏信(本展監修者・北斎館館長・静嘉堂文庫美術館館長)

会場:当館映像ホール

定員:70名(先着順)

  • 申込は不要です。ただし満席になり次第、入場を制限する場合がございます。ご了承ください。
  • 聴講は無料ですが、当日有効の本展観覧券が必要です。

ギャラリートーク

日時:9月28日(土曜日)、10月26日(土曜日):各日午後2時~

講師:当館学芸員

会場:展示室1・2

  • 申込は不要です。展示室1にお集まりください。
  • 聴講は無料ですが、当日有効の本展観覧券が必要です。

音声ガイド

本展では、企画展入口にて音声ガイド(有料)を貸出ししています。

江戸絵画の見どころを落語家・春風亭昇々(しゅんぷうていしょうしょう)さんの軽妙な語りでお楽しみください。

ご希望の方は、企画展入口にてお声がけください。

茶室「墨光庵」

土日祝日に営業いたします。

お菓子は展覧会に合わせて変わります。本展会期中のお菓子は、前期展中は「百花」、後期展中は「繚乱」です。(画像は「繚乱」)

営業時間:午前11時~午後4時

繚乱

座敷で楽しむ・お茶席体験

「魅惑の摘水軒コレクション江戸絵画の奇才たち」と「卒寿記念人間国宝鈴木藏の志野展」の開催にあわせ、茶室「墨光庵」の和室(座敷)を開放いたします。通常の茶室では、立礼席(椅子席)でお茶とお菓子を楽しんでいただいておりますが、今回はご希望の方はどなたでも、お座敷で初歩的なお茶の所作を体験していただくことができます。秋のひととき、展覧会に加え、数寄屋建築の第一人者である中村外二棟梁(小矢部市出身)が最晩年に手がけた茶室「墨光庵」での体験も合わせて、五感でお楽しみください。

  • 実施日:10月12日(土曜日)、10月26日(土曜日)、11月23日(土曜日・祝日)各日午前11時~午後4時
  • 場所:茶室「墨光庵」の座敷(畳)
  • 対象:時間内、どなたでもご参加いただけます。
  • 料金:呈茶代ひとり600円(抹茶+期間限定お菓子)
  • 当日は、通常の立礼席の営業もおこないます。
  • 実施中は、立礼席から見学も可能です。
  • 混雑した場合、お待ちいただくことがあります。

茶庭の開放

茶室「墨光庵」付属の茶庭(露地庭)を、期間・時間限定でご通行いただけます。当館南奥の離れにあります茶室側自動ドアから外に出ていただきますと、午後5時までの間は西側の駐車場まで通り抜けが可能となります。ぜひご覧ください。

開放日時:毎年3月から11月まで(12月~1月の冬季期間は、茶室ともに休業)

時間帯:午前9時30分から午後5時まで

  • 茶庭の散策は無料です。
  • 飛び石や敷石の遊歩道のため、車いす等での通行は困難です。予めご了承ください。

「茶庭開放のご案内」ちらし(PDF:622KB)

おもな出品作品(すべて摘水軒記念文化振興財団所蔵)

歌麿

喜多川歌麿《嶋台持ち娘立姿図》前期展示

百花

岡本秋暉《百花一瓶図》後期展示

鳥文斎

鳥文斎栄之《立美人図》後期展示

曽我蕭白

曾我蕭白《竹に鷄図》後期展示

葛飾北斎

葛飾北斎《雪中鷲図》後期展示

よそおい

抱亭五清《粧い美人図》前期展示

菱川師宣

菱川師宣《元禄若衆図》前期展示

孔雀

岡本秋暉《芙蓉孔雀図》後期展示

国芳

歌川国芳《文読美人図》後期展示

 

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お問い合わせ

所属課室:生活環境文化部水墨美術館 

〒930-0887 富山市五福777 

電話番号:076-431-3719

ファックス番号:076-431-3720

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