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更新日:2021年3月29日
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横山大観は、明治元年茨城県水戸市に生まれ、上京して富山県出身の結城正明に毛筆画の指導を受けています。東京美術学校の第一回生として卒業後、岡倉天心の考えに共鳴し、日本美術院の設立に参加しました。生涯、東洋画の伝統をふまえた新しい日本画の創造に力を尽くした、名実ともに近代日本画壇を代表する作家です。
朦朧体と呼ばれる没線描法による作品を発表した明治30年代には、いくども富山県を訪れ、富山の風景を描いています。その後も、琳派等の技法を取り入れた色彩豊かな作品を発表する一方、水墨画の超大作「生々流転」をはじめとする多くの水墨画の名作を残しています。
この展覧会では、大観の初期から晩年までの彩色画と水墨画約50点を展示し、東洋美術の精神を受け継ぎながら、近代化につとめ、気宇壮大な芸術を樹立した大観芸術を紹介します。
主催:富山県水墨美術館・北日本新聞社・北日本放送
後援:NHK富山放送局
会期:1999年4月29日(祝日)~5月30日(日曜)
観覧料:一般900円(団体700円)/高大生650円(団体500円)/小中生450円(団体320円)
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