安全・安心情報
更新日:2023年1月31日
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孤独と酒を最良の友とした異色の水墨画家・篁牛人(たかむらぎゅうじん・1901~1984)。
特定の師につくことも美術団体に属すこともなく、芸術に至上の価値を置く自由奔放な生きざまを貫いた孤高の画家であった牛人は、「渇筆」という技法(渇いた筆などで麻紙に擦り込むように墨を定着させる)によって、独自の水墨画の世界を開拓しました。
大胆さと繊細さを併せ持つ渇筆は、細くたおやかな筆線と共存し、中間色層が極端に少ない白と黒の画面の中で、デフォルメされた特異な形態表現が不思議な緊張感をみなぎらせます。
本展では、牛人の画業を三章に分けて構成し、水墨画の大作を中心として、初期の図案制作に関連する作品なども含め、水墨画の鬼才・篁牛人の世界をあまさず紹介します。
当館では、新型コロナウィルス感染症の拡大防止対策に取り組みながら開館しております。ご来館の際は、マスク着用や手指の消毒など、感染防止の取り組みにご協力ください。また、展示室への入場制限を行う場合がありますので、ご理解のほどお願いいたします。
2021年8月11日(水曜)~10月2日(土曜)[会期延長前の予定・2021年8月11日(水曜)~9月26日(日曜)]
月曜日(8月16日、9月13日、9月20日は開館)、9月21日
[新型コロナウィルス感染症感染拡大防止のための臨時休館=8月18日(水曜)から9月12日(日曜)まで]
午前9時30分から午後6時まで(入室は午後5時30分まで)
[当日]一般:1,200円(1,000円)/大学生:1,000円(700円)
使用済み本展半券(招待券を除く)を窓口でご提示いただくと、団体料金となります。
半券一枚につきお一人様のみ有効です。
前期・後期のご鑑賞などに是非ご利用ください。
富山県、篁牛人展実行委員会(富山県水墨美術館、北日本新聞社、北日本放送)、日本経済新聞社
富山市篁牛人記念美術館
https://www.city.toyama.toyama.jp/etc/minzokumingei/takamura/takamura.html
安村敏信(大倉集古館館長代行、北斎館館長)
東亜薬品、日東メディック、ユニゾーン、リードケミカル(五十音順)
内容等は中止、または変更の場合があります。
R3.8.21追記:
篁牛人展会期中のイベントは、中止といたします。
【開催中止のお知らせ】(R3.8.12追記)
8月16日(月曜)に予定しておりました、親子向け鑑賞会とミニ茶会は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、中止します。
楽しみにしてくださっていた皆さま、大変申し訳ございません。
日時:8月28日(土曜)午後2時から
会場:映像ホール
講師:安村敏信氏(本展監修者・大倉集古館館長代行、北斎館館長)
演題:「牛人画の海に潜る」
定員:30名
日時:9月3日(金曜)午後6時15分~午後7時15分
会場:映像ホール
講師:安河内眞美氏(日本画美術商)、安村敏信氏(本展監修者・大倉集古館館長代行、北斎館館長)
演題:「牛人画の魅力に迫る」
定員:35名(聴講無料・要聴講券)
応募方法:8月11日(水曜)~8月24日(火曜)の期間中に「篁牛人展」を鑑賞された方の中から、抽選で35名をご招待いたします。
日時:8月21日(土曜)、9月11日(土曜)各日午後2時~
会場:展示室1・2→→映像ホールに変更となりました(R3.8.12追記)
講師:当館担当学芸員
土日祝日に営業いたします。(写真:篁牛人展限定お菓子「墨の光」)
営業時間:午前11時~午後4時
篁牛人《西王母と小鳥》
1969年/当館蔵
篁牛人《訶梨諦母》
1969年/個人蔵
篁牛人《天台山豊干禅師》
1948年/当館蔵
篁牛人《雪山淫婆》
1948年/富山市篁牛人記念美術館蔵
篁牛人《訶梨諦母》
1970年/当館蔵
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