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更新日:2021年3月29日
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土門拳は、明治42年山形県酒田市で生まれ、本格的に写真の世界にはいるのは昭和10年からです。そして、昭和14年に室生寺を訪ねたことが『古寺巡礼』シリーズの始まりとなります。
第2次世界大戦後は、戦後の荒廃した現実社会に生きる日本人としての怒りや苦悩は『ヒロシマ』や『筑豊のこどもたち』によって表され、日本文化特有の美と日本人の誇りは『室生寺』のシリーズによって表現します。土門拳は写真をとおして、日本文化と日本民族特有の美に徹底的にこだわりつづけ、生涯をかけて為し遂げた仕事は、今もなお私たちに生きるとは何かを鋭く問いかけてきます。
本展では、土門拳記念館所蔵の『古寺巡礼』シリーズから50点を展覧いたしますが、改めて日本人や日本文化について考える契機となれば幸いです。
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