トップページ > 魅力・観光・文化 > 文化 > 文化財 > 富山県水墨美術館 > 企画展|富山県水墨美術館 > 響き合う風景と人形―奥田元宋と小由女展|富山県水墨美術館

更新日:2021年4月1日

ここから本文です。

響き合う風景と人形―奥田元宋と小由女展|富山県水墨美術館

この展覧会は、日本画壇を牽引した画家、奥田元宋と、日本を代表する人形作家、奥田小由女の二人展です。
奥田元宋氏は、はじめ花鳥画や人物画を描きますが、第二次世界大戦時に故郷へ戻ったことがきっかけとなり、果敢な試行錯誤を経て、幽玄な風景画の境地を拓きました。「元宋の赤」と呼ばれる重厚な作品の数々は、今なお多くの人に深い感動を与え続けています。
また、夫人の奥田小由女氏は、人形作家を志して上京し、白を基調とした造形的な作品で一躍注目を集め、その後、材質や技法に工夫を重ねながら、次第に優美な色彩による女性像へと変化しました。女性らしい夢や憧れを格調高く表現した作品は、伝統的な人形芸術の世界に新たな機軸を拓いています。
本展では、夫妻の故郷である広島県三次市に平成18年に開館した奥田元宋・小由女美術館の所蔵作品を中心に、両作家の代表作や、元宋氏が故郷で描いた初期の未発表作品、小由女氏の近作を加えてご紹介します。ともに支え合い、豊かな創作を求めた二人の芸術家の響き合う感性と歩みをご覧ください。

ずはん「しゅうがくけんせん」
奥田元宋「秋岳懸泉」1996年
奥田元宋・小由女美術館蔵
ずはん「しろいふくろう」
奥田小由女「白い梟」2009年
ずはん「しゅうかせいぶつ」
奥田元宋「秋果静物」1947年頃
ずはん「こう」
奥田元宋「煌」1991年
奥田元宋・小由女美術館蔵
ずはん「ふねのたびびと」
奥田小由女「舟の旅人」2000年
奥田元宋・小由女美術館蔵
ずはん「はなのみち」
奥田小由女「花のみち」1985年
奥田元宋・小由女美術館蔵

掲載図版の無断転用・転載を禁じます。

  • 会期:10月21日(金曜)~11月27日(日曜)
  • 休館日:月曜日、祝日の翌日(ただし、11月4日(金曜)、11月24日(木曜)は開館)
  • 開館時間:午前9時30分から午後5時まで(入室は午後4時30分まで)
  • 観覧料:〈当日〉一般1,000円(800円)、大学生700円(500円)/〈前売〉一般のみ800円
    • ()内は20人以上の団体料金
    • この料金で常設展も観覧できます。
    • 小学校・中学校・高校等の児童・生徒及びこれらに準ずる方、各種障害者手帳をお持ちの方は観覧無料です。
  • 主催:「奥田元宋・小由女展」実行委員会(富山県水墨美術館、北日本新聞社)
  • 協力:奥田元宋・小由女美術館
  • 特別協賛:リードケミカル株式会社、株式会社源、日の出屋製菓産業株式会社
  • お問合せ:富山県水墨美術館/〒930-0887富山市五福777番地/Tel.076-431-3719/Fax.076-431-3720
  • 関連行事:奥田小由女氏講演会「人形が語る私の心、私の夢―夫・元宋の思い出とともに」
    • 日時:11月6日(日曜)午後2時から
    • 会場:富山県水墨美術館映像ホール(聴講無料)
    • 当館館長との対談形式で行います。
    • 定員100名程度。会場の都合により入場を制限させていただく場合があります。くわしくは美術館にお問い合わせください。
  • 関連行事:学芸員による作品解説会
    • 日時:会期中の毎週土曜日午後2時から
    • 会場:企画展示室(企画展観覧券が必要です。)
水墨美術館ホーム 企画展 常設展
館の概要 利用案内 アクセス

 

お問い合わせ

所属課室:生活環境文化部水墨美術館 

〒930-0887 富山市五福777 

電話番号:076-431-3719

ファックス番号:076-431-3720

関連情報

 

このページに知りたい情報がない場合は

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?