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更新日:2021年3月30日
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荒川豊藏(1894~1985)と加藤唐九郎(1897~1985)は、桃山陶の伝統を受け継ぎながら独自の作風を作り上げ、現代陶芸史に大きな足跡をしるした日本を代表する陶芸家です。
二人は同じ時代を生き、常にライバルとして意識しながら、それぞれの個性を華咲かせました。その二人の生き様と同時代の作品を、没後20年を迎える本年を機に一堂に展覧いたします。
豊藏と唐九郎は、桃山陶をひたむきに追い求める中から、それぞれ独自の志野・瀬戸黒、あるいは黄瀬戸・織部などに新境地を切り開いていきました。
生涯よきライバルとして刺激しあってきた二人の存在は現代の作家たちにも多大な影響を与え続けています。
本展では、二人の代表作はもとより初期の作品、陶芸以外の書や絵、また、使用した道具類などを紹介し二人の軌跡をたどります。
黄瀬戸茶碗・銘・不動
昭和47年(1972)
清荒神清澄寺蔵
黄瀬戸竹花入
昭和29年(1954)
豊蔵資料館蔵
鼠志野梅絵茶碗
昭和28年(1953)
清荒神清澄寺蔵
志野山の絵水指
昭和28年(1953)
個人蔵
黒織部茶碗・銘・古株
昭和41年(1966)
個人蔵
絶筆「壷」
昭和60年(1985)
翠松園陶芸記念館蔵
志野茶碗・銘・紫匂
(命銘・立原正秋)
昭和54年(1979)
翠松園陶芸記念館蔵
志野水指
昭和39年(1964)
愛知県陶磁資料館蔵
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