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更新日:2021年3月30日
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富山県水墨美術館では、開館5周年を記念し「国際公募:墨画トリエンナーレ富山2004」を開催します。
この展覧会は、「下保昭展」「現代の水墨画」展と同様に、墨で描くことの今日的な意味をさぐる展覧会として、3年に1度のトリエンナーレ方式で開催するものです。「墨で表現された作品を公募し、今日の墨画の諸相を広く一般に紹介するとともに、墨によって表現することの意義とその可能性をさぐる」を趣旨に作品を公募しました。また、今回から公募範囲を墨を使用する文化圏である韓国、中国まで広げました。
第2回展となる今回は、日本国内では、北海道から沖縄県まで全国37都道府県から161人による211点が、韓国からは2人2点、中国からは74人91点の作品が寄せられました。審査の結果選ばれた優秀賞3点、奨励賞5点、特別賞2点を含む入賞・入選作54点が展示されています。
この展覧会の開催をとおして、生まれてから千年以上の歴史を有する水墨画が、それぞれの国でどのような発展を遂げ、今日の絵画表現に活かされているかを概観し、墨による多様な表現の可能性を展望することができれば幸いです。
丁長林「暮」
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→国際公募:墨画トリエンナーレ富山2004/入賞・入選者一覧
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