安全・安心情報
更新日:2021年3月30日
ここから本文です。
世界に比類のない高度な技術をもった日本刀は、約一千年に及ぶ長い歴史と伝統にはぐくまれ、今日、日本独自の優れた美術工芸品として高い評価を得ています。
本展は、富山県水墨美術館の開館5周年を記念して文化庁から譲渡された刀剣類「赤羽刀」の公開にあわせ、越中の優れた刀工達の作品を一堂に紹介します。
赤羽刀は、第二次世界大戦後、米軍が武装解除のために接収した刀剣類が、東京都北区赤羽の兵器補給厰に一括して集められたことから、「赤羽刀」と呼ばれています。平成11年、これらの展示公開等の活用を目的に、計91口の刀剣類が富山県に(富山県水墨美術館に46口、富山市郷土博物館に45口)譲渡されました。本展ではこれらのうち当館で研磨した刀剣を中心に公開します。
また、併設する越中の刀工達の紹介では、正宗十哲として名高い巨匠則重、郷義弘、さらには国光をはじめとする国房、国宗、国久らの宇多派など、重要美術品、特別重要刀剣、重要刀剣約25口を展示するほか、参考展示として明治時代に富山県上市町白萩地内で発見された隕石によって造られた「流星刀」や小道具等をあわせて展示し、名工が作り上げた気品高く清らかな日本刀の技と美の世界を広く紹介します。
掲載図版の無断転用・転載を禁じます。
水墨美術館ホーム | 企画展 | 常設展 |
館の概要 | 利用案内 | アクセス |
お問い合わせ
関連情報
目的別情報
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください