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更新日:2021年4月1日
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このたび富山県水墨美術館では、さる9月9日に91歳にて永眠された書道家・大平山濤氏の足跡を紹介する追悼「大平山濤展」を開催します。
現代日本の書の世界に輝かしい業績を残された大平山濤氏は、大正5年に富山県朝日町に生まれました。富山県師範学校を卒業後、県立高校にて教鞭をとりながら書道教育に取り組まれますが、近代詩文書の第一人者である金子おう亭に出会った後、教壇を離れ、書道に専念することとなるのです。
昭和43年に上京、その後の中央書壇における活躍にはめざましいものがあり、昭和54年には日展会員賞、平成3年毎日書道展で文部大臣賞、翌年、毎日芸術賞を受賞するなど、多くの賞を重ね、平成14年には文化功労者として顕彰されました。
その作品は、故郷の自然を題材としながら、叙情性豊かな世界を荘厳で雄大な筆運によって表現されました。
本展では、初期の作品から晩年の作品までを網羅し、大平山濤氏の軌跡をたどるとともに、大平芸術の全貌を紹介するものです。
「黒部の山」平成8年
「沈黙」昭和46年
「朝」昭和46年
「萬寳」昭和35年
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