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更新日:2021年4月1日
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細川家は、足利氏の一族としてはじまり700年間続いてきた歴史ある名家です。細川家の当主は、戦国時代には武将として活躍し、江戸時代には肥後熊本藩主として文武両道に励んできましたが、とりわけ学問に励み、文化の発展と芸術家の育成に力を注いだことで知られています。
また、初代越中守を名乗った忠興(三斎)以来、当主の多くが越中守を名乗っており、富山県ともゆかりの深い関係にあります。とくに忠興の夫人ガラシャは、関ヶ原の戦いで敵方の石田三成の人質になることを拒み、家老に介錯を命じその刃で果てたと伝わりますが、このとき大阪にあった忠興邸のあたりは今も越中町と呼ばれ、その屋敷の井戸跡として「越中井」が残っています。
細川家700年を記念して開催するこのたびの展覧会では、同家に伝わる美術品や古文書を保存・研究している、東京・目白台にある永青文庫の協力により、その貴重なコレクションから、絵画・工芸・茶道具などの優品や、ガラシャ夫人、宮本武蔵、赤穂義士に関する歴史資料を厳選して展示し、越中守細川家の歴史と魅力を紹介いたします。
「源氏物語図扇面貼交屏風」六曲一双/室町時代
「細川玉(ガラシャ)消息」/桃山時代
〔展示は10月19日(日曜)まで〕
「大石内蔵助書状」
灰被天目茶碗・珠光天目/中国南宋~元時代
「四季花鳥図屏風」伝雪舟筆
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