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更新日:2021年4月1日
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この展覧会は、下保昭氏の画業を紹介するもので、開館記念シリーズ展から数えて3回目の開催となります。
下保氏は、昭和2年富山県砺波市に生まれ、昭和24年に西山翠嶂の青甲社に入門します。翌年の第6回日展に初入選し、同展で菊華賞や文部大臣賞などの受賞を重ね、昭和60年には芸術選奨文部大臣賞を受賞しています。昭和63年に日展を脱会して以後水墨画に専心し、「水墨黄山(こうざん)」などの〈中国シリーズ〉によって独自の水墨画の世界を確立しました。また、近年は〈日本の山水シリーズ〉に見られるように、日本の風土特有のたおやかなやさしさと霊的なものの表現に力を注いでいます。
本展では、近作を含め本格的に水墨画に取り組んで以降の制作を物語る作品36点を展示し、その独自の画業を紹介します。
「桜島」平成13(2001)年/砺波市美術館蔵
「称名暮雪」平成10(1999)年/砺波市美術館蔵
「盧山双瀑」昭和60(1985)年
「岩漿吐焔」平成14(2002)年/京都国立近代美術館蔵
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