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更新日:2021年4月1日
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この展覧会は、平成21(2009)年、多くの人々に惜しまれながら逝去した日本画家、平山郁夫の画業を回顧するものです。氏は29歳の時に⟪仏教伝来⟫を発表し、以来、仏教は最も重要なテーマとなりました。そして、古代インドに発生した仏教を日本まで伝えたとされる仏教東漸の道と、東西文化交流の道であるシルクロードを旅します。それは、玄奘三蔵の旅の追体験であり、その成果を、奈良・薬師寺の玄奘三蔵院大唐西域壁画殿の堂内を飾る〈大唐西域壁画〉に結実させました。また今回出品される〈大唐西域画〉は、それをより多くの人々に見てもらいたいという氏の強い願いから、平成19(2007)年に約四分の一の大きさで制作されたものです。
本展では、300点を超える平山作品を所蔵する佐川美術館の全面的な協力により、〈大唐西域画〉〈シルクロードシリーズ〉〈アンコールワットシリーズ〉〈南京城壁シリーズ〉などから代表作を厳選して紹介し、仏教への深い関心と平和を祈る切実な心を描き続けた、平山郁夫の画業を振り返ります。
「明けゆく長安大雁塔 中国」2007年
平山郁夫展チラシ表面
平山郁夫展チラシ裏面
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