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更新日:2021年4月1日
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人間はむかしから、「生」と背中あわせにある「死」と向かい合ってきました。そして、のがれることのできない不安や恐怖を心に抱きながら、これらの気持ちを、妖怪や幽霊、地獄のような異界の情景に造形化してきました。
日本では、千年以上も前、仏教が伝来した時から死後の世界観がさまざまに論じられてきました。脈々と語り継がれ、そして描き継がれてきた地獄絵は実に個性豊かです。一方、幽霊もまた仏教の説話により誕生したといわれます。芝居などにも度々登場し、この世に想いを残した亡者が描かれた幽霊画は、多彩な姿で現代に伝わっています。
これらは、目には見えない力や祈りや想いを、伝え、守り、感じるものであるといえるでしょう。この展覧会では、幽霊や地獄の表現が、どのように受け入れられ、戒めや教えとして受け継がれてきたかを紹介します。
2019年7月26日(金曜)から9月1日(日曜)まで
月曜日(ただし、8月12日は開館)
午前9時30分から午後6時まで(入室は午後5時30分まで)
[前売り]一般のみ700円
[当日]一般900円(700円)/大学生450円(350円)
富山県水墨美術館、北日本新聞社、チューリップテレビ
8月3日(土曜)・4日(日曜)
講師:米田昌功氏(日本画家)
対象:富山県内の中学生以下の児童生徒及び園児
出演:一龍斎貞鏡氏(講談師)
展覧会観覧券が必要です。ご参加の方は懐中電灯を持参ください。
講師:加藤基樹氏(富山県[立山博物館]主任)
日時:8月10日(土曜)午後2時から
講師:安村敏信氏(本展協力者・北斎館館長・萬美術屋)
会場:映像ホール(聴講無料。申込不要。)
日時:8月11日(日曜)午後2時から・午後5時から
会場:企画展示室
「錦絵・お岩の亡霊・坂東彦三郎(三枚続の内)」
三代歌川豊国
文久元年(1861)・国立歴史民俗博物館蔵
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