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更新日:2021年3月25日
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日本画壇の風雲児として活躍した横山操は、戦後の日本画においてひときわ個性的な存在でした。14歳で画家を志し上京。最初洋画を学びますが、後に日本画に転向。20歳で川端龍子が主宰する日本画の団体・青龍社の第12回青龍展に初入選します。その喜びも束の間、召集され、捕虜生活から帰国後は、失われた10年を取り戻すかのように再び制作に打ち込み、大胆で豪放な大作を次々に発表しました。青龍社では、受賞を重ね社人となり将来を嘱望されましたが、後に脱退。晩年、病に倒れますが、その後も左手で描き続け、繊細で色彩豊かな表現や水墨など意欲に満ちた作品を制作。丹念で精緻に描かれた小品にも、優れた作品が多くあります。
本展では、戦前に川端画学校で勉強し制作した、青龍展初入選の《渡船場》や、戦後の青龍展での出品作に加え、これまでの「横山操展」では公開されることの少なかった小品や素描により、豪放かつ繊細な画風で日本画界に新風を巻き起こした横山操の生誕100年を記念し、その画業と知られざる一面をご紹介します。
2020年9月18日(金曜)~11月3日(火曜・祝日)
月曜日(9月21日、11月2日は開館)
午前9時30分から午後6時まで(入室は午後5時30分まで)
[前売り]一般のみ700円/[当日]一般900円(700円)/大学生450円(350円)
富山県水墨美術館、北日本新聞社、北日本放送
アートインプレッション
日時:10月10日(土曜)午後2時から(開場午後1時30分)
会場:映像ホール
講師:横山秀樹氏(前新潟市新津美術館館長、本展監修者)
日時:9月21日(月曜・祝日)、10月24日(土曜)各日午後2時から
会場:展示室1・2
講師:当館学芸員
《絶筆》1973年
東京国立近代美術館蔵(半期のみの展示)
《送電源》1960年/燕市教育委員会蔵
《塔》1957年
東京国立近代美術館蔵(※半期のみの展示)
《犬吠》1958年/富山県美術館蔵
《自画像(素描)》1940年
燕市教育委員会蔵
《渡船場》1940年
燕市教育委員会蔵
《赤富士》1966年頃
雪梁舎美術館蔵
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