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更新日:2021年4月1日
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日本画の革新に真摯に取り組み続けている画家・中島千波(1945年長野県生まれ、東京在住)の画業を紹介する展覧会を開催します。
中島千波は第二次世界大戦後の激変する社会に反応し、現代的な欧米絵画の影響を受け、「窓」(1969年)に代表される初期作品を描きます。1970年代には人物の内面や感情を描いた「衆生」連作が高い評価を得て、現在の「無明mumyo」に至るまで人間存在の探究をライフワークとして《人物画》の大作に挑み続けています。また1980年代からは樹木花、1990年代からは雄大な山にも取り組み、日本各地の樹齢を重ねた古木の桜や世界の名山を訪ねる旅を重ね、桜や山の《肖像画》として屏風絵の制作発表を続けて、今日、桜を描く画家として最も著名です。そして華麗な花々と愛らしい玩具を組み合わせて描く《静物画》は、画家自身が最も楽しみながら紡ぎだす夢の世界といえるでしょう。
本展では、日本画であり続けながら伝統に安住せず、常に新しい時代の表現を求めて実験と革新を推し進め、独創的な美の世界を謳い続ける中島千波の50年余に及ぶ画業をたどり、代表作の数々を紹介します。
2019年5月23日(木曜)から7月7日(日曜)まで
[前期:5月23日(木曜)から6月16日(日曜)まで/後期:6月18日(火曜)から7月7日(日曜)まで]
月曜日
午前9時30分から午後6時まで(入室は午後5時30分まで)
[前売り]一般のみ1,000円/[当日]一般1,200円(1,000円)/大学生1,000円(700円)
富山県、中島千波展実行委員会(富山県水墨美術館、富山テレビ放送)
北日本新聞社
北陸銀行
牛島屋、大阪屋ショップ、大谷製鉄、北日本物産、ケンケン、五万石、積水ハウス(五十音順)
おぶせミュージアム・中島千波館
5月23日(木曜)14時〜・企画展示室
6月22日(土曜)14時〜・映像ホール及び企画展示室
《神代櫻》
1986年・メナード美術館蔵
《秋季紅葉図》
2010年・おぶせミュージアム中島千波館蔵
《峻嶺マッターホルン》
2014年・郷さくら美術館蔵
《existence→mumyo(無明)*17-9L・R》
2017年・おぶせミュージアム中島千波館蔵
《北信秋果豊穣》
1994年・おぶせミュージアム中島千波館蔵
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